イベント・ログ・ページの概要
管理ポータルからイベント・ログを表示するには、[Interoperability]→[表示]→[イベント・ログ] ページに移動します。
このページは以下の 3 つのペインで構成されており、各ペインではその下に示している操作を実行できます。
二重矢印アイコンを使用して、右側と左側のペインを展開/縮小できます。
[イベント・ログ] ページには以下のコマンドがあります。
-
[検索] — 左側のペインに表示されている条件に基づいて、イベント・エントリのリストをソートおよびフィルタリングできます。詳細は、“イベントの検索基準” を参照してください。
-
[キャンセル] — 現在の検索を取り消すことができます。
-
[リセット] — イベント・ログ検索条件を、選択したイベント・タイプおよびクイック検索フィールドのデフォルト値にリセットできます。詳細は、“クイック検索” および “イベント・タイプ” を参照してください。
-
[前] — [ページサイズ] に基づいて前の結果ページが表示されます。
-
[次] — [ページサイズ] に基づいて次の結果ページが表示されます。
-
[エクスポート] — 選択したエントリをテキスト・ファイル、タブ区切り (.csv) ファイル、HTML ファイル、または XML ファイルにエクスポートできます。50,000 を超えるエントリを選択した場合、最新の 50,000 エントリがエクスポートされます。
このエクスポート・ファイルは、開発者やインターシステムズのサポート窓口が問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。任意のアプリケーションを使用して、エクスポートされたイベント・ファイルを調べることができますが、エクスポート・ファイルは InterSystems IRIS にインポートすることを目的としていません。エクスポート・ファイルの形式を指定するには、ファイル名のファイル拡張子として .txt、.csv、.html、または .xml を入力します。ファイルをサーバ上の場所に保存することも、ブラウザのダウンロード機能を使用してローカルに保存することもできます。
検索条件とパージ条件の入力
左側のペインを使用して、イベントのリストをフィルタリングするための検索条件とパージ条件を入力できます。
以下の 3 つのタイプの検索フィルタがあります。
または、次の節で説明されているように、イベント・ログからエントリを削除できます。
クイック検索
イベント・リストをフィルタリングするには、以下の値を入力します。
-
[ソート順序] — 最も古いエントリと最新エントリのどちらから順にエントリをリストするかを選択します。デフォルトは [新しいものから] です。
-
[ページサイズ] — 結果結果として中央のパネルに表示するイベント・ログ・エントリの最大数。追加のエントリを表示するには、[前へ] または [次へ] をクリックします。デフォルトは 500 です。
-
[ページ] — (読み取り専用) リストのどのページを表示するかを指定します。
-
[時刻形式] — 時刻のみを表示するか、日付と時刻を表示するかを選択します。デフォルトは [日付と時刻] です。
これらのフィールドに値を入力すると、中央のペインが更新され、入力内容が反映されます。
イベント・タイプ
必要と判断したイベントをフィルタリングするには、以下のチェックボックスにチェックを付けるかチェックを外します。
デフォルトのリストでは、すべてのタイプのイベントが表示されます (それぞれのイベント・タイプが選択されます)。
イベントの検索基準
[イベント・ログ] ページに表示したいメッセージが表示されない場合は、エントリのリストをフィルタリングできます。そのためには、以下のフィールドのうち 1 つ以上に値を入力します。
-
[開始時刻] — [ログ日時] 値の範囲の下限を入力します。
-
[開始ID] — [ID] 値の範囲の下限を入力します。
-
[終了時刻] — [ログ日時] 値の範囲の上限を入力します。
-
[終了ID] — [ID] 値の範囲の上限を入力します。
-
[ソース構成項目] — 構成項目を選択するか、いずれかの構成項目の名前を入力します。
-
[ソースクラス] — 特定のホスト・クラスによってログに記録されたすべてのイベントをリストするには、このフィールドに値を入力します。
-
[セッションID] — 特定のセッションに関連付けられたイベント・ログ・エントリをすべて検索します。
-
[ソース・メソッド] — 特定のメソッドによってログに記録されたすべてのイベントをリストするには、このフィールドに値を入力します。
-
[ジョブ] — 特定のシステム・ジョブによってホストされているイベントを検索するには、このフィールドに値を入力します。
-
[テキスト] — このフィールドに文字列値を入力し、テキストにこの文字列を含むすべてのイベントをリストします。
Note:
これらのフィールドのほとんどでは、SQL の Like のワイルドカード文字 (%) を使用できます。
新しい検索条件を入力したら、リボン・バーの [検索] をクリックします。それにより、検索条件に従ってリストが更新されます。
イベント・ログのパージ
古くなったレコードをイベント・ログからパージするには、エントリを保持する日数を入力して [削除] をクリックします。
表示されるフィールドは、以下のようにイベント・ログ・エントリをパージするのに役立ちます。
-
[現在のカウント] — このプロダクションの永続ストアに現在格納されているイベント・ログ・エントリの合計数を表示する読み取り専用フィールド。[現在のカウント] を使用して、この段階でイベント・ログをパージした方がよいかどうかを判断します。
-
[これよりも新しいものをパージしない] — パージ操作のパラメータ。何日分のログを残しておくかを InterSystems IRIS で指定します。デフォルト値の 7 を使用すると、直近 7 日間のエントリが保持されます。ログのすべてのエントリをパージするには、[日] フィールドに 0 と入力します。
日数には、本日も含まれるので、1 日分のメッセージを保存する場合は、ローカル・サーバの時刻での本日に生成されたメッセージが保存されます。
[削除] をクリックすると、入力したパラメータに従ってイベント・ログのパージが直ちに開始されます。
Caution:
[削除] 操作を取り消すことはできません。