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作業キュー・マネージャ・カテゴリの構成

作業キュー・マネージャは、プログラムによって複数の同時プロセスに作業を分散し、パフォーマンスを向上させることができるようにします。詳細は、"作業キュー・マネージャの使用" を参照してください。

作業キュー・マネージャを使用してワーカ・ジョブのセットを初期化する際に、ワーカ・ジョブを供給するカテゴリを指定できます。カテゴリは、ワーカの独立したプールです。例えば、システムで提供されている SQL カテゴリに、最大 8 つのワーカを割り当てるとします。次に、DeepSee ダッシュボードの構築に関連するプロセスのカテゴリを作成し、このカテゴリに最大 4 つのワーカを割り当てるとします。特定の時間に、SQL プールのすべてのワーカが使用されている場合でも、DeepSee カテゴリのワーカは、作業項目を即座に処理することができます。

システムは、ユーザが削除することのできない Default および SQL の 2 つのカテゴリを提供しています。既定では、これらのカテゴリのワーカの最大数は [動的] で、システムで利用可能なコアの 2 倍に相当します。

[Work Queue Manager Categories] ページでは、作業キュー・マネージャ・カテゴリを作成、変更、および削除できます (以降のセクションを参照)。あらゆる変更が構成パラメータ・ファイル iris.cpf に反映されます。

作業キュー・マネージャ・カテゴリの作成

[Work Queue Manager Categories] ページでは、新しいカテゴリを作成できます。

カテゴリ名は一意である必要があり、大文字と小文字を区別します。また、カテゴリ名は、文字、数字、ダッシュ、アンダースコア、ピリオドのみを使用して、64 文字以内とします。

新しいカテゴリを作成する手順は以下のとおりです。

  1. [システム管理][構成][システム構成][WQM Categories] の順に移動します。

  2. [Create Category] をクリックします。

  3. [カテゴリの名前] フィールドに、カテゴリの名前を入力します。

  4. このカテゴリでリクエストを処理するジョブのプールに保持するアクティブ・ワーカー・ジョブの最大数を、[最大アクティブワーカー] フィールドで選択します。InterSystems IRIS は、アイドル状態のジョブを検出し、アクティブ・ジョブの最大数をこの上限値近くで保持できるように新しいジョブを自動的に開始します。既定では、システム・リソースに基づき、16 を最大ワーカー数として、この上限値が動的に調整されます。

  5. このカテゴリのワーク・グループを作成して、そのワーカー・ジョブ数を指定していない場合は、ワーク・グループに既定で割り当てるワーカー・ジョブの数を [デフォルトワーカー] フィールドで選択します。既定では、システム・リソースに基づき、8 を最大ワーカー数として、この値が動的に調整されます。

  6. このカテゴリでリクエストを処理するジョブのプールに保持するワーカー・ジョブの最大数を、[最大ワーカー] フィールドで選択します。このカテゴリのワーク・グループでリクエストされているジョブの数がこの上限値を超えている場合は、この最大数のワーカーのみが用意されます。既定では、システム・リソースに基づき、16 を最大ワーカー数として、この値が動的に調整されます。

作業キュー・マネージャ・カテゴリの編集または削除

[Work Queue Manager Categories] ページから、次の手順で、既存のカテゴリの最大ワーカ数を変更し、ユーザ指定のカテゴリを削除できます。

  1. [システム管理][構成][システム構成][WQM Categories] の順に移動します。

  2. 該当するカテゴリの [編集] または [削除] をクリックします。

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