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Cross-Community Access for Imaging (XCA-I)

Cross-Community Access for Imaging (XCA-I) IHE プロファイルを使用すると、コミュニティ間で画像を共有できます。コミュニティは、XCA アクターを使用して ITI-38 Cross Gateway Query により画像マニフェストを取得すると、XCA-I プロファイルを使用して、そのマニフェストによって参照される画像を XDS-I.b Imaging Document Source から取得できます。画像へのアクセスを要求するコミュニティでは、Initiating Imaging Gateway アクターを使用して、XCA-I 要求を Imaging Document Source を含むコミュニティの Responding Imaging Gateway アクターに送信します。特に、Initiating Imaging Gateway では、Cross Gateway Retrieve Imaging Document Set トランザクション (RAD-75) を使用して、Responding Imaging Gateway に画像を要求します。

インターシステムズ製品は、組み込みのコンポーネントを提供して、両方の XCA-I アクター (Initiating Imaging Gateway および Responding Imaging Gateway) を作成し、また、既存の Imaging Document Source を登録してこれらの XCA-I アクターがそれを検出できるようにします。現時点では、インターシステムズ製品は、XDS-I.b Imaging Document Source アクターを作成するための事前構築済みのコンポーネントは提供していません。

Initiating Imaging Gateway

コミュニティの Imaging Document Consumer アクターが XDS-I.b ソースから画像を取得する必要がある場合、このアクターは Retrieve Imaging Document Set トランザクション (RAD-69) を使用して、ローカルの XCA-I Initiating Imaging Gateway アクターに要求を送信します。XDS-I.b ソースが異なるコミュニティにある場合は、Initiating Imaging Gateway が画像を含むコミュニティの Responding Imaging Gateway に XCA-I 要求メッセージ (RAD-75) を送信します。XDS-I.b ソースが Initiating Imaging Gateway と同じコミュニティにある場合は、Responding Imaging Gateway を使用せずに画像を直接取得します。

Initiating Imaging Gateway の設定は、以下のビジネス・ホストを含む相互運用プロダクションの作成で構成されます。

  • HS.IHE.XCAI.InitiatingGateway.Services

  • HS.IHE.XCAI.InitiatingGateway.Process

  • HS.IHE.XCAI.InitiatingGateway.Operations

さらに、Initiating Imaging Gateway が必要とする画像を含む XDS-I.b ソースが存在する各外部コミュニティの Responding Imaging Gateway に対して、サービス・レジストリ・エントリを定義する必要があります。このサービス・レジストリ・エントリには、応答コミュニティの OID が含まれます。XDS-I.b ソースを含む各応答コミュニティについて、以下を実行します。

  1. 管理ポータルを開きます。

  2. [Health] > [IHE 構成] > [OID レジストリ] > [OID の追加/編集] に移動し、[OID の追加] を選択して応答コミュニティの OID を追加します。OID のフィールドを定義する場合は、[タイプ] フィールドで [HomeCommunity] を選択します。

  3. [Health] > [サービス・レジストリ] に移動して、Responding Imaging Gateway に新しいサービス名を作成します。サービス・レジストリ・エントリの必須フィールドを定義する場合は、以下のようにしてください。

    • [HomeCommunity] ドロップダウン・リストで、応答コミュニティの適切なコードを選択します。これは、以前のステップで定義したコミュニティの OID のコードです。

    • [デバイス関数] フィールドで [XCAI.Retrieve] を指定します。

Initiating Imaging Gateway が Imaging Document Consumer アクターからメッセージを取得する場合、HomeCommunityId を調べ、以下のロジックを使用して適切な XDS-I.b ソースを見つけます。

  • HomeCommunityId の値が Initiating Imaging Gateway のホーム・コミュニティに一致する場合は、[デバイス関数][XDSI.Retrieve] で、[リポジトリ] がメッセージの RepositoryUniqueId OID と一致するエンドポイントがないか、サービス・レジストリを検索することにより、ローカル XDS-I.b ソースが特定されます。

  • HomeCommunityId の値が Initiating Imaging Gateway のコミュニティと一致しない場合は、[デバイス関数][XCAI.Retrieve] で、[HomeCommunity]HomeCommunityId OID と一致するエンドポイントがないか、サービス・レジストリを検索することにより、XCA-I メッセージが送信される Responding Imaging Gateway が特定されます。

Responding Imaging Gateway

インターシステムズ製品を使用して、XCA-I 要求を受け入れ、XDS-I.b ソースから画像を返すよう応答コミュニティを構成するには、Responding Imaging Gateway に相互運用プロダクションを作成し、XDS.I.b ソースに OID およびサービス・レジストリ・エントリを定義します。

Responding Imaging Gateway の相互運用プロダクションには、以下のビジネス・ホストを含める必要があります。

  • HS.IHE.XCAI.RespondingGateway.Services

  • HS.IHE.XCAI.RespondingGateway.Process

  • HS.IHE.XCAI.RespondingGateway.Operations

応答コミュニティの XDS-I.b ソースに対する OID およびサービス・レジストリ・エントリの定義の詳細は、"XDS-I.b ソースの登録" を参照してください。

XDS-I.b ソースの登録

インターシステムズ製品には、XDS-I.b ソースの作成を目的とした組み込みのコンポーネントは用意されていませんが、XCA-I アクターが画像を取得できる既存のソースを登録する機能は提供しています。XDS-I.b ソースは Initiating Imaging Gateway と同じコミュニティに入れることも、Responding Imaging Gateway のコミュニティに入れることもできます。後者の場合、別のコミュニティからの XCA-I 要求を受信すると、Responding Imaging Gateway はソースから画像を取得します。

XDS-I.b Imaging Document Source を登録するには、以下の手順に示すように、OID とサービス名エントリを定義します。

  1. 管理ポータルを開きます。

  2. [Health] > [IHE 構成] > [OID レジストリ] > [OID の追加/編集] に移動し、[OID の追加] を選択して Imaging Document Source の OID を追加します。OID のフィールドを定義する場合は、[タイプ] フィールドで [リポジトリ] を選択します。

  3. [Health] > [サービス・レジストリ] に移動し、XDS-I.b ソースに新しいサービス名を作成します。サービス・レジストリ・エントリの必須フィールドを定義する場合は、以下のようにしてください。

    • [リポジトリ] ドロップダウン・リストで XDS-I.b ソースの適切なコードを選択します。これは、前の手順で作成した XDS-I.b ソースのコードになります。

    • [デバイス関数] ドロップダウン・リストから [XDSI.Retrieve] を選択します。

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