説明
<xslt> 要素を使用すると、ビジネス・プロセスの実行中に XSLT 変換を適用できます。<xslt> 要素は、任意の XSLT 定義に基づいて入力ストリームを出力ストリームへ変換します。XSLT 定義は外部ファイルに記述できます。また、同じネームスペースのクラスで、BPL ビジネス・プロセスとして定義することもできます。
source ストリーム・オブジェクトと target ストリーム・オブジェクトは、ビジネス・プロセスの context オブジェクトのプロパティとして宣言する必要があります。context オブジェクトは、ビジネス・プロセスの汎用データ・コンテナです。context オブジェクトのプロパティを定義するには、<process> 要素の先頭に <context> 要素と <property> 要素を配置します。その場合、<process> 要素の中でこれらのプロパティを参照するには、context.MyInputStream や context.MyOutputStream のようにドット構文を使用します。
xslurl 文字列は、XSLT 定義の場所を表す URI です。xslurl 値は、以下のいずれかの文字列で始まります。
file:、http:、および url: の意味は通常と同じです。xdata: 文字列の形式は以下のとおりです。
xdata://PackageName.ClassName:XDataName
説明 :
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PackageName.ClassName は、BPL ビジネス・プロセスと同じネームスペースにあるクラスを特定します。
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XDataName は、上記のクラス内にあり、この <xslt> 文の XSLT 定義を含む XData ブロックの名前です。この規則に従って、XSLT 定義を InterSystems IRIS のクラス内に格納すれば、InterSystems IRIS 以外のローカル・ファイル・システムや Web 上に格納する場合より効率的に処理できます。
XSLT がパラメータを必要とする場合は、<xslt> 要素内に <parameters> ブロックを配置します。