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サーバ構成オプション

コードの作成方法に影響を与えるサーバの構成オプションがいくつかあります。

構成詳細の大部分は、iris.cpf というファイル (構成パラメータ・ファイル、つまり CPF) に保存されます。

InterSystems SQL の設定

このセクションでは、InterSystems SQL の動作に影響する最も重要な設定について説明します。

クエリキャッシュのソースを保持

この設定は、埋め込み SQL 以外の InterSystems SQL を実行するときに、InterSystems IRIS によって生成されるルーチンおよび INT コードを保存するかどうかを指定します。どの場合でも、生成された OBJ は保持されます。既定では、ルーチンおよび INT コードは保持されません。

クエリ結果は、キャッシュに格納されません。

この設定を変更するには以下の手順に従います。

  1. 管理ポータルにログインします。

  2. [システム管理][構成][SQL とオブジェクトの設定][SQL] の順に選択します。

  3. [SQL] ページで、必要に応じて [クエリキャッシュのソースを保持] チェック・ボックスにチェックを付けるか、チェックを外します。

  4. [保存] をクリックします。

デフォルトスキーマ

この設定は、スキーマが指定されていないテーブルを作成または削除するときに使用する既定のスキーマの名前を指定します。ビュー、トリガ、またはストアド・プロシージャの作成や削除など、その他の DDL オペレーションでもこの設定を使用します。

この設定を変更するには以下の手順に従います。

  1. 管理ポータルにログインします。

  2. [システム管理][構成][SQL とオブジェクトの設定][SQL] の順に選択します。

  3. [SQL] ページで、必要に応じて [デフォルトスキーマ] フィールドを編集します。

  4. [保存] をクリックします。

詳細は、"スキーマ名" を参照してください。

区切り識別子のサポート

この設定は、二重引用符で囲まれた文字を InterSystems SQL でどのように扱うかを制御します。

区切り識別子のサポートを有効 (既定の設定) にすると、フィールドの名前を二重引用符で囲むことができます。これにより、標準的な識別子ではない名前を持つフィールドを参照できるようになります。そのようなフィールドの例としては、名前に SQL 予約語を使用しているものがあります。

区切り文字のサポートを無効にすると、二重引用符内の文字は文字列リテラルとして処理され、標準的な識別子ではない名前を持つフィールドを参照することはできなくなります。

SET OPTION コマンドに SUPPORT_DELIMITED_IDENTIFIERS キーワードを指定するか、$SYSTEM.SQL.Util.SetOption()Opens in a new tab メソッドの DelimitedIdentifiers オプションを使用することで、システム全体に区切り識別子のサポートを設定できます。現在の設定を確認するには、$SYSTEM.SQL.CurrentSettings()Opens in a new tab を呼び出します。

詳細は、"区切り識別子" を参照してください。

IPv6 アドレスの使用

InterSystems IRIS® では、常に IPv4 アドレスおよび DNS 形式のアドレス指定に対応します (ホスト名、ドメイン修飾子ありおよびなし)。また、InterSystems IRIS を IPv6 アドレスに対応するように構成できます。"システム管理ガイド" の "IPv6 のサポート" を参照してください。

プログラムによるサーバの構成

特定のユーティリティを呼び出すことで InterSystems IRIS の運用パラメータのいくつかをプログラムで変更できます。顧客の構成を変更する際はこの方法を使用することがあります。以下はその例です。

詳細は、これらのクラスのインターシステムズ・クラス・リファレンスを参照してください。

詳細

このページで説明したトピックの詳細は、以下を参照してください。

  • "システム管理ガイド" には、管理ポータルの大部分の使用方法が記載されています。

  • "インターシステムズ・クラス・リファレンス" には、InterSystems IRIS で提供されるすべての非内部クラスに関する詳細があります。

  • "構成パラメータ・ファイル・リファレンス" には、CPF のリファレンス情報が記載されています。

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