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専用のツールおよびユーティリティの概要

ブラウザ・ベースの管理ポータルは、InterSystems IRIS® インスタンスを管理するための標準ツールですが、他のツールも利用できます。このページは、InterSystems IRIS システムの管理、カスタマイズ、および機能拡張に使用できるいくつかの専用のツールとユーティリティのガイドですが、専門的すぎて、一般的な読者には馴染みの薄い内容になっています。以下に示す理由の 1 つ以上により、他のドキュメントには記載されていません。

  • ごく少数のユーザのみが使用している。

  • 必須ではなく、使用されるのは通常一度だけ。

  • 高度なカスタマイズや拡張機能が可能で、InterSystems IRIS システムについて専門的な知識が必要である。

  • レガシー・アプリケーションであるが、現在のシステム上で有用な場合がある。

このページの残りの部分では、このドキュメントで説明されているツールの概要を示します。残りの記事では、これらのツールについて詳細に説明します。これには以下が含まれます。

  • "InterSystems IRIS システムのカスタマイズ" では、標準の InterSystems IRIS インストールをカスタマイズして拡張するさまざまな方法を説明します。

  • "InterSystems IRIS のリモート管理" では、文字ベースのターミナルや外部プログラムから InterSystems IRIS を管理するためのルーチンとユーティリティについて説明します。

  • "プロセス管理" では、個々のプロセスと他の並行プロセスとの間でシステム・リソースの競合が発生する仕組みを管理するためのメソッドとユーティリティについて説明します。

  • "cvendian を使用したバイト・オーダー変換" では、ビッグ・エンディアン・プラットフォームとリトル・エンディアン・プラットフォームの間の移行に使用できるツールについて説明します。

これらのツールを使用する場合、以下のドキュメントが役に立つ場合があります。

  • "システム管理ガイド" では、InterSystems IRIS システムを管理するための標準のツールと手順について説明します。

  • "ターミナルの使用法" では、ObjectScript コマンド行インタフェースの使用方法について説明します。

  • "インストール・ガイド" では、ご使用のシステムに InterSystems IRIS をインストールする標準手順について説明します。

  • "InterSystems IRIS 監視ガイド" では、InterSystems IRIS を監視するために利用できるツール、ルーチン、およびサードパーティのインタフェースについて説明します。

  • "インターシステムズのセキュリティについて" では、認証、承認、監査、データベース暗号化、SSL/TLS など、インターシステムズのセキュリティにおけるさまざまな機能について説明します。

カスタマイズ

InterSystems IRIS システムのカスタマイズ” に関する記事では、標準の InterSystems IRIS インストールをカスタマイズして拡張するさまざまな方法を説明します。以下のツールについて説明します。

  • 各国言語サポートのシステム・クラス — 各国言語サポート (NLS) と呼ばれるローカライズのサポートについて説明します。これによってアプリケーションは、エンジニアリングの変更なしにさまざまな言語や地域に適応できます。

  • InterSystems IRIS ^%ZSTART および ^%ZSTOP ルーチンの使用法 — カスタマイズされたシステム・ルーチンを作成する方法について説明します。そのルーチンは、システム・イベント検出時に自動的に呼び出されます。ルーチンを呼び出せるのは、InterSystems IRIS が起動または停止したとき、ユーザがログインまたはログアウトを実行したとき、JOB が開始または終了したとき、あるいは外部プログラムが CALLIN を開始または完了したときです。

  • %ZLang による ObjectScript の拡張 — %ZLANG 言語拡張ライブラリを使用して、ObjectScript にカスタム機能を追加する方法について説明します。InterSystems IRIS のインストールに適したユーザ定義のコマンド、関数、およびシステム共通の特殊変数を宣言することができます。これらのカスタム拡張機能は、ObjectScript の標準機能とまったく同じように動作します。

システムのリモート管理

InterSystems IRIS のリモート管理” に関する記事では、ターミナルや外部プログラムから InterSystems IRIS を管理するためのルーチンとユーティリティについて説明します。以下のツールについて説明します。

  • グローバルの高速コピーのための ^GBLOCKCOPY の使用法 — データベース間でグローバルのコピーを高速に行うルーチンについて説明します。このルーチンは、移行中にデータベースの変換に使用できます。これはターミナルと対話形式で実行するか、バックグラウンドのジョブとして 1 つ以上のグローバルをコピーするバッチに構成されます。組み込みのモニタと、複数のグローバル・コピーの進行を記録するための複数のリポートが含まれます。システム障害が発生した場合、中断した箇所で再開できます。

  • スイッチの使用法 — インスタンス単位のフラグで、さまざまな目的に使用できる InterSystems IRIS スイッチについて説明します。特に、バックアップの実行中やクラッシュしたシステムの回復中に、各種システム・プロセスを抑制する際に便利です。

  • Windows クライアントからの InterSystems IRIS の制御 — 外部プログラムが Windows クライアントとして機能できるようにする DLL について説明します。Windows クライアントでは、InterSystems IRIS 構成を制御し、InterSystems IRIS プロセスを適切な設定で開始し、指定された構成名の InterSystems IRIS サービス名とディレクトリ・パスを検索し、InterSystems IRIS システムの状態を取得できます。

  • 文字ベースの管理ルーチン — COM ポートのリスト、追加、編集、および削除を可能にする ^LEGACYNETWORK ルーチンについて説明します。

バイト・オーダー変換

記事 "cvendian を使用したバイト・オーダー変換" では、ビッグ・エンディアン・プラットフォームとリトル・エンディアン・プラットフォームの間で移行するために、InterSystems IRIS データベースのバイト・オーダーを変換するユーティリティについて説明します。また、指定されたデータベースのバイト・オーダーに関して報告するためのオプションも提供しています。

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