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InterSystems IRIS との通信に TLS を使用するための .NET クライアントの構成

InterSystems IRIS® データ・プラットフォームでは、.NET クライアントからの TLS 接続がサポートされています。

TLS を使用する .NET 接続を確立するには、以下の手順を実行します。

  1. まだ TLS を使用するように InterSystems IRIS スーパーサーバを構成していない場合は、そのように構成して、.NET クライアントからの TLS 接続を受け入れることができるようにします。

  2. .NET クライアントの TLS 構成を作成します。

  3. サーバ証明書を検証するための関連する CA 証明書がインストールされていることを確認します。これらの場所は、現在のユーザの証明書ストア (Certificates – Current User\Trusted Root Certification Authorities) です。

  4. “インターシステムズ・データベースへの接続” の "接続の作成" に記載されている接続文字列の形式に基づいて、サーバへの接続を確立します。サーバ、ポート、およびネームスペースの名前と値のペアのほか、SSL キーワードを追加してその値を true に指定します。例えば、TLS による保護を使用する接続を以下のような形式の接続文字列とします。

    IrisConnect.ConnectionString = 
        "Server=localhost; Port=1972; Namespace=TESTNAMESPACE; SSL=true;"
        + "Password=SYS; User ID=_SYSTEM;";
    
    

    SSL キーワードに true を指定すると、TLS でクライアント・サーバ接続を保護できます。この場合は、.NET クライアントに対して InterSystems IRIS サーバが認証され、必要に応じてそのサーバに対してクライアントが認証されます。安全な接続が確立されると、InterSystems IRIS サーバではユーザ ID とパスワードのキーワードを使用して、.NET クライアントから接続するユーザの ID を認証します (相互認証に関しては、接続文字列では何も指定していません。接続文字列では、クライアント認証を要求または必要とするサーバを指定しているにすぎません)。

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