ZZWRITE と ZWRITE
ZZWRITE は ZWRITE と同様に、InterSystems IRIS リスト、ビット文字列、%Status 文字列などの非表示文字およびエンコード・データを人が読める形式で表示します。制御文字は実行されません。どちらのコマンドも、オブジェクト参照 (oref) 値の広範な表示を提供します。これは、oref 値に続いて同じ "一般情報"、"属性値"、および (該当する場合には) %SYSTEM.OBJ.Dump()Opens in a new tab メソッドによって返される "スウィズル参照" および "計算参照" から構成されます。
ZZWRITE は、引数付きの ZWRITE と同じデータ値を表示しますが、以下の相違点があります。
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変数名:ZZWRITE は、それぞれの式または変数の値を %val=value として表示します。ZWRITE は、ローカル、プロセス・プライベート、およびグローバルの各変数を varname=value として表示し、リテラル、式、および特殊変数を value として表示します。
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未定義の変数:ZZWRITE は、未定義の変数に対して <UNDEFINED> エラーを発行します。ZWRITE は未定義の変数は無視します。
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添え字:ZZWRITE は指定した添え字ノードの値を表示します。ZWRITE は、添え字ノードおよび定義されているすべてのサブノードを添え字ツリー順に表示します。
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拡張グローバル参照:ZZWRITE は、拡張グローバル参照の値を %val=value として表示し (その他の expression と同様)、値が別のネームスペースで定義されているということを示しません。ZWRITE は、拡張グローバル参照の変数名を表示し、このグローバルを含むネームスペースを示します。
さまざまなデータ値の表示方法の詳細は、ZWRITE を参照してください。
ZZWRITE を WRITE、ZWRITE、および ZZDUMP コマンドと比較するテーブルは、"ObjectScript の使用法" の “コマンド” の章の "表示 (書き込み) コマンド" 機能テーブルを参照してください。