クラウド・ストレージ・アダプタの詳細
受信アダプタと送信アダプタのどちらにも、クラウド・ストレージ・プロバイダを特定し、そのプロバイダにアクセスするために必要な認証情報を提供するプロパティが含まれています。これらのプロパティの値は、アダプタを使用するビジネス・サービスまたはビジネス・オペレーションがプロダクションに追加されると、管理ポータルで定義できます。クラウド・ストレージ・プロバイダへの接続に使用されるプロパティは次のとおりです。
BucketName (受信のみ) — 操作する BLOB を含むクラウド・ストレージ・バケットを指定します。送信アダプタを使用する際、ビジネス・オペレーションは、バケット名プロパティを定義し、その値をアダプタに渡す必要があります。
BlobNamePrefix (受信のみ) — "BLOB の取得" を参照してください。
BlobNamePatter (受信のみ) — "BLOB の取得" を参照してください。
DeleteAfterDownload (受信のみ) — ダウンロード後に BLOB を削除する必要があることを示すには、このボックスをチェックします。
StorageProvider — クラウド・ストレージ・プロバイダを指定します。
ProviderCredentialsFile — プロバイダへのアクセスに必要な認証情報。これらは安全に格納する必要があります。認証情報ファイルのファイル・パスを指定します。
Note:
クラウド・ストレージ・アダプタは、InterSystems PEX フレームワークを使用して開発されているため、このアダプタの ObjectScript ソース・コードは、他のアダプタとは異なるように見えます。例えば、送信アダプタのメソッドは、実際には Java PEX コンポーネント内に記述されたメソッドのラッパです。