外部テーブル
このリリースでは、InterSystems IRIS で外部データを活用するための新機能を導入しています。InterSystems IRIS で作成するすべての SQL クエリに対して、外部テーブルは通常の InterSystems テーブルとして提供されます。ただし、そのデータは InterSystems IRIS サーバ内に物理的には格納されません。データはリモート・ファイル、サードパーティ・データベース (オンプレミスまたは DBaaS)、または ECP 接続が現実的でない別個の InterSystems IRIS サーバに格納されます。つまり、これらのテーブルのデータは、InterSystems IRIS インスタンスによって管理されるのではなく、InterSystems IRIS インスタンスに投影されます。
InterSystems IRIS 2023.1 では、CSV ファイルおよび JDBC データ・ソースからのデータの投影がサポートされています。JDBC オプションは、既存の SQL ゲートウェイ・インフラストラクチャを活用して接続の詳細と資格情報を管理しており、ファイル・ソースを使用するための構文や機能は既存の LOAD DATA コマンドと完全に一致しています。
Important:
外部テーブルは、InterSystems IRIS 2023.1 では試験的機能として利用できます。つまり、実稼働環境ではサポートされません。ただし、この機能は十分にテストされており、お客様に大きな価値をもたらすことができると考えています。
インターシステムズでは、この新機能を実際の環境で使用したお客様からのフィードバックをお待ちしています。ご自分の体験を共有したい場合、または質問がある場合は、Developer Community を参照するか、インターシステムズのサポート窓口 (WRC) までお問い合わせください。
詳細は、"外部テーブル" を参照してください。