説明
ネームスペース (w) にマッピングが含まれている場合、InterSystems IRIS® Data Platform は、そのネームスペースに対応する [Map.w] という名前のセクションを構成パラメータ・ファイル (CPF) 内に作成します。例えば、USER ネームスペースのマッピングは、セクション [Map.USER] に記述されます。[Map.w] セクションには、そのネームスペースのグローバル・マッピング、ルーチン・マッピング、およびパッケージ・マッピングがすべて含まれます。
ルーチン・マッピングは Global_RoutineName の形式をとります。RoutineName はマッピングされる特定のルーチンです。各ルーチン・エントリには、指定したルーチンが含まれるデータベースの場所 (Database) が含まれます。指定されたルーチンは、w ネームスペースで使用可能になります。
Type は通常指定しません。Type の指定が必要となるのは、ルーチンの一部を別のデータベースにマッピングする場合のみです。Type の有効な値は、MAC、INT、INC、または OBJ のいずれかです。
マッピングの詳細は、"システム管理ガイド" の “InterSystems IRIS の構成” のセクションの "ネームスペースへのグローバル、ルーチン、およびパッケージ・マッピングの追加" のセクションを参照してください。
例
以下では、ルーチン SALE を SALES データベースにマッピングします。
Routine_SALE=SALES
以下では、先頭が ACC である名前を持つすべてのルーチンを ACCOUNTS データベースにマッピングします。
Routine_ACC*=ACCOUNTS
以下では、ルーチン TEST のオブジェクト・コードを TEST データベースにマッピングします。
Routine_TEST_OBJ=TEST