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bbsiz

プロセスあたりの最大メモリを設定します。

Synopsis

[config]    bbsiz=n

n は、256 から 2,147,483,647 (KB) の範囲の整数です。既定値は -1 です。パラメータが最大値 (2,147,483,647 KB) に設定されます。

説明

bbsiz は、1 プロセスへの割り当てを許可するメモリの最大量 (KB) です。このプロセス・プライベート・メモリの容量は、シンボル・テーブル割り当て、および I/O デバイスなどからのさまざまなメモリ要求に使用します。割り当て容量は、アプリケーションにおける必要性に応じて最大値に達するまで増加します。

一度メモリがプロセスに割り当てられると、通常はプロセスが終了するまで、その割り当ては解除されません。ただし、大量の (例えば 32MB を超える) メモリが使用されてから解放された場合、可能であれば、InterSystems IRIS® Data Platform は割り当て解除されたメモリをオペレーティング・システムに戻します。

このパラメータの変更

管理ポータルの [メモリと開始設定] ページ ([システム管理] > [構成] > [システム構成] > [メモリと開始設定]) で、[プロセス当たりの最大メモリ (KB)] 行に KB 単位の数値を入力します。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.configOpens in a new tab クラスで (クラスリファレンスを参照)、または CPF をテキスト・エディタで編集することで (このドキュメントの “構成パラメータ・ファイルの概要” の章にある "アクティブな CPF の編集" のセクションを参照)、bbsiz を変更できます。

この設定を編集した場合、更新された値は新しいプロセスすべてに適用されます。

既定値の -1 (最大値である約 2 テラバイト) に設定すると、プロセス・メモリあたりの最大サイズは実質的に無制限になります。プロセスがそれほど多くのメモリを使用する状態になる可能性はきわめて低いからです。

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