クラス定義でのクエリの構文

概要

クラス・クエリは、クラス構造の一部である名前付きクエリであり、ダイナミック SQL を通じてアクセスできます。

クラス・クエリはどのクラス内でも定義できます。クラス・クエリは永続クラス内に含める必要はありません。

詳細

クエリ定義の構造は以下のとおりです。

/// description 
Query name(formal_spec) As classname [ keyword_list ]  
{ implementation }

以下は、この指定の説明です。

• description (オプション) は、クラス・リファレンスでの表示を意図しています。description は既定ではブランクです。"クラスの定義と使用" の “クラス・ドキュメントの作成” を参照してください。

• name (必須) はクエリの名前です。これは、有効なクラス・メンバ名で、かつ他のクラス・メンバ名と重複しないものである必要があります。

• formal_spec (オプション) は、クエリに渡す引数のリストを指定します。

  具体的には、これは関連するクエリ・クラスの Execute() メソッドを通してクエリに渡す引数のリストです。

  “クラス定義でのメソッドの構文” の formal_spec のコメントを参照してください。

• classname (必須) は、このクエリで使用するクエリ・クラスを指定します。

  通常、SQL ベースのクエリには %SQLQueryOpens in a new tab、カスタム・クエリには %QueryOpens in a new tab を指定します。"クラスの定義と使用" の “クラス・クエリ” を参照してください。

  Note:

  カスタム・クラス・クエリは、シャード・クラスではサポートされていません。

• keyword_list (オプション) は、さらにクエリを定義するキーワードのコンマ区切りリストです。

  すべてのキーワードは、“クエリの構文とキーワード” を参照してください。

  このリストを省略する場合は角括弧も省略します。

• implementation (オプション) は、クエリを定義するコードのゼロ以上の行です。

関連項目

• "クラスの定義と使用" の “クラス・クエリの定義と使用”

• "クラスの定義と使用" の “メソッドの定義と呼び出し”

• "クラスの定義と使用" の “メソッド・ジェネレータとトリガ・ジェネレータの定義”

• "サーバ側プログラミングの入門ガイド" の “一般的なシステム制限” の “クラスの制限”