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追加ファイル・タイプを渡すための Apache の構成 (すべてのプラットフォーム)

すべてのプラットフォームで、Apache API モジュールは常に次のインターシステムズのファイル・タイプの要求を認識し、それらを Web ゲートウェイに送信します。

.csp .cls .zen .cxw 

適切な InterSystems IRIS インスタンスの CSP サーバにルーティングするため、Web ゲートウェイに送信する別のファイルの要求がある場合もあります。例えば、この Web サーバを経由して管理ポータルにアクセスする必要がある場合は、静的ファイル・タイプ .jpg.gif.png.svg.css、および .js のマッピングも追加する必要があります。

次のいずれかの方法で追加ファイルの要求を Web ゲートウェイに渡すよう、Apache を構成できます。

Note:

このページで説明する CSP 指示文は、<VirtualHost> 構成の一部として呼び出すことはできません。

Location による Apache の構成

<Location> ブロック内で CSP 指示文を使用することで、特定のディレクトリにあるリソースのすべての要求を Web ゲートウェイに渡します。以下により、Apache は /csp ディレクトリにあるリソースのすべての要求を Web ゲートウェイに転送します。

<Location /csp>
   CSP On 
</Location> 

例えば、次のすべてのリソースに対する要求が Web ゲートウェイに送信され、適切な InterSystems IRIS インスタンスにルーティングされます。

/csp/ 
/csp/samples/menu.csp 
/csp/sys/ 

ファイル拡張子による Apache の構成 (CSPFileTypes 指示文)

CSPFileTypes 指示文は、特定のタイプのファイルの場合に、ファイルの要求を Web ゲートウェイにルーティングするよう Web サーバを構成します。この指示文は、拡張子を持つファイル (/csp/menu.csp など) に対する要求にのみ機能します。ファイル拡張子を持たないリソース (/csp/menu など) には機能しません。

次の指示文により、Apache はファイル・タイプ xxx および yyy のファイルの要求を Web ゲートウェイに渡します。

CSPFileTypes xxx yyy 

この指示文を、サーバ全体に対してグローバルに発行することも、<Location> または <Directory> ブロックに限定することもできます。例えば、以下により Apache は、要求が /csp ディレクトリの下 (/csp/samples などのサブディレクトリを含む) に送信される場合のみ、タイプ xxxyyy のファイルの要求を Web ゲートウェイに渡します。

<Location /csp/> 
   CSPFileTypes xxx yyy
</Location>

次のように CSPFileTypes 指示文でワイルドカード文字 (*) を使用すると、Apache は /csp ディレクトリ (/csp/samples などを含む) にあるすべてのタイプのファイルの要求を Web ゲートウェイに渡します。

<Location /csp/> 
   CSPFileTypes * 
</Location> 

MIME タイプによる Apache の構成

CSP エンジンは、前述のファイル拡張子に加えて、以下の MIME タイプのファイルを認識することもできます。

application/x-csp

および

text/csp

例えば、InterSystems IRIS によって (特に CSP エンジンを使用して) 処理されるファイルのリストにファイル拡張子 xxx を追加するには 以下のように指定します。

LoadModule csp_module_sa /iris/csp/bin/CSPa24.dll
AddType application/x-csp csp cls zen xxx

MIME タイプを使用してファイルの種類を CSP と関連付けた場合の問題の 1 つに、リソースへのパス (ホスト・ディレクトリ) が物理的に存在することを Apache が確認し、存在しない場合には「ファイルが見つかりません」というエラーを返すことがあります。しかし、要求されたファイルが物理的に存在することを保証するためのチェックは行われません。これは、CSP エンジンによりサービスを受けるリソースには適切です。なぜならば、このようなリソースは Web サーバからは仮想的である可能性があるからです。したがって、"MIME タイプによる指定" というアプローチは、アプリケーションのパス構造を Web サーバ上に複製できる場合のみ適しています。

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