アプリケーション定義のプロパティ
各アプリケーション定義には、以下のプロパティが含まれます。
アプリケーション定義のプロパティ
プロパティ名 |
プロパティの説明 |
名前 |
アプリケーション名。アルファベット文字で始まり、その後にアルファベット文字、数字、またはアンダースコア文字が続く名前であることが必要です。アプリケーションの名前は、どのリソース名にも依存しません。 |
説明 |
表示可能なアプリケーションの説明。 |
有効 |
アプリケーションの有効、無効を切り替えるスイッチ。無効になっているアプリケーションは、%All ロールのメンバも含めて誰も実行できません。 |
リソース |
アプリケーションの動作を制御するリソース。リソースが及ぼす影響は、アプリケーションのタイプに応じて異なります。Web およびクライアント・アプリケーションでは、ユーザがアプリケーションにアクセスできるかどうかを制御します。特権ルーチン・アプリケーションでは、ルーチンのロール・エスカレーションを制御します。 |
アプリケーション・ロール |
InterSystems IRIS によりアプリケーションのユーザに割り当てられる 1 つ以上のロール。InterSystems IRIS は、$ROLES 変数にさらにロールを追加します。 |
マッチングロール |
ロールのリスト。このロールのメンバには、アプリケーションの使用中に追加ロール (ターゲット・ロール) が割り当てられます。つまり、ユーザがマッチングロールのメンバである場合、InterSystems IRIS はこのユーザがアプリケーションを使用している間、このユーザをターゲット・ロールに割り当てます。 |
さらに、各アプリケーション定義は、そのタイプに固有のプロパティを持ちます。これらについては、チュートリアルの後半で説明します。