8 (LockTextSegment)
この memlock フラグは、テキスト・セグメント (InterSystems IRIS の実行可能コード・スペース) を物理メモリにロックするかどうかを指定します (一部の UNIX プラットフォームが対象)。既定では、ロックしません。
32 (LargePagesDisabled)
この memlock フラグは、ラージ/ヒュージ・ページをサポートするプラットフォームで、共有メモリに対してラージ/ヒュージ・ページを無効にするかどうかを指定します。既定では、ラージ/ヒュージ・ページは使用されません。
ラージ・ページをサポートするプラットフォームでこのフラグがオフになっている場合、InterSystems IRIS はラージ・ページでメモリを割り当てようと試み、要求されたサイズでラージ・ページを割り当てることができない場合は標準のページに切り替えます。専門的に言えば、これは、InterSystems IRIS がページ・サイズに対して中立的な処置をとり、ラージ・ページを要求するアクションを実行しないことを意味します。
64 (LargePagesRequired)
この memlock フラグは、ラージ/ヒュージ・ページをサポートするプラットフォーム (Windows、AIX、および Linux) で、共有メモリに対してラージ/ヒュージ・ページの使用を必須にするかどうかを指定します。既定では、必須ではありません。このフラグは、その他のプラットフォームの場合、または LargePageDisabled フラグによってラージ・ページが無効になっている場合は無視されます。
LargePagesRequired が True で (かつ無視されていない状態で)、ラージ/ヒュージ・ページでメモリを割り当てることができない場合、スモール・ページを代わりに使用せずに起動が中止されます。InterSystems IRIS はメモリ・サイズを少し減らして再試行しますが、このフラグが存在しないときほどは減らしません。