記号 |
名前と使用法 |
' |
アポストロフィ (39) : 単項否定演算子。リレーショナル演算子 '= (not equal to)、'< (not less than)、'> (not greater than)、パターン・マッチ '(operand?pattern) と組み合わせることができます。
単項否定演算子。論理演算子 '& (Not And) および '| (Not Or) と組み合わせることができます。論理演算子 && または || と組み合わせることはできません。
ヨーロッパ式 数値グループ・セパレータ。 |
( ) |
括弧 (40,41) : プロシージャや関数のパラメータ・リストを囲みます。空白の場合でも括弧は必須です。
式を入れ子にします。入れ子によって InterSystems IRIS の既定である演算子の厳密な左から右への評価をオーバーライドし、式に優先順位を指定することができます。
ローカル変数 : a(1,1)、グローバル変数 : ^a(1,1)、またはプロセス・プライベート・グローバル : ^||a(1,1) の配列添え字を指定します。
代替パターン・マッチ (? に続く) を囲みます。
NEW と KILL コマンドにより排他的に表示します。
後置条件にスペースを含む場合に必要です。
&sql シェル呼び出しコマンドに続く埋め込み SQL コードを囲みます。(例) &sql(SQL コマンド)
正規表現の一致文字列 (Boston) または文字列のリスト (Boston|New York|Paris)。正規表現のグループ化構文。
JSON オブジェクトまたは配列の値を設定する場合、ObjectScript リテラルまたは式を囲むために使用します。 |
* |
アスタリスク (42) : 乗算演算子。
$ZSEARCH では、0、1、または複数の文字のワイルドカード。
$EXTRACT、$LIST、および $PIECE では、文字列の末尾の最終項目を指定します。これを符号付整数と共に使用して、末尾からのオフセットを指定できます (例 : *-2、*+1)。
WRITE コマンドでは、文字の整数コードを指定します。例えば、WRITE *65 は文字 “A” を書き込みます。
$ZTRAP 文字列値の接頭語として、コール・スタック・レベルが変更されないように指定します。
ZBREAK では、ローカル変数を示す名前の接頭語です。$ZERROR に返される特定のエラー・コードには、未定義のローカル変数、クラス、メソッド、またはプロパティを示す名前の接頭語があります。
正規表現の 0 以上の文字修飾子。 |
** |
二重アスタリスク : 指数演算子。例えば、4**3=64 です。 |
*+ |
アスタリスク・プラス : SET $EXTRACT、SET $LIST、および SET $PIECE では、文字列の最終項目より先のオフセットを指定します。値を追加するために使用されます。例えば、*+1 を指定すると、項目が文字列の末尾に追加されます。 |
*- |
アスタリスク・マイナス : WRITE コマンドでは、デバイス制御整数コードを指定します。例えば、WRITE *-10 は終端の入力バッファを削除します。
$EXTRACT、$LIST、$LISTGET、および $PIECE では、文字列の最終項目からの逆方向のオフセットを指定します。例えば、*-1 は最後から 2 番目の項目です。 |
*/ |
アスタリスク・スラッシュ : 複数行コメントの末端文字。コメントは、/* で開始します。 |
+ |
プラス記号 (43) : 単項算術プラス演算子。数値評価を強制する文字列を返す文字列または関数に追加する場合。(例) WRITE +"007.0"、WRITE +$PIECE(str,",",2)。
加算演算子。
ラベルからの整数の行のカウント・オフセット : label+offset。$ZTRAP では、プロシージャの先頭からの整数の行のカウント・オフセット : +offset^procname。
LOCK コマンドおよび ZBREAK コマンドでは、後に続く項目を有効化、適用、またはインクリメントする接頭語です。
正規表現の 1 文字以上の修飾子。 |
+= |
ファイルへの出力を行うコマンドと関数で、プラス記号と等号が両方指定されている場合は、出力データが既存のファイルの内容に追加されることを意味します。等号のみの場合は、既存のファイルの内容が出力データで上書きされることを意味します。"$ZF(-100)" を参照してください。 |
, |
コンマ (44) : 関数およびプロシージャでは複数のパラメータの分離記号。
コマンドでは複数の引数の区切り文字。
配列変数では添え字レベルの分離記号。
ロケールに応じて、数値グループ・セパレータまたは小数点文字。SetFormatItem()Opens in a new tab NLS クラス・メソッドを使用して構成可能です。
$ECODE ではエラー・コードを囲みます。(例) ,M7, |
,, |
二重コンマ : 関数では、未指定の位置パラメータ (既定値を取る) のプレースホルダ。 |
– |
マイナス記号 (45) : 単項算術マイナス演算子。
減算演算子。
LOCK コマンドおよび ZBREAK コマンドでは、後に続く項目を無効化、デクリメント、または削除する接頭語です。
正規表現 の文字範囲演算子。(例) [A-Z]。 |
–– |
二重マイナス記号 : ZBREAK コマンドでは、後に続く項目を削除する接頭語です。
正規表現の 減算 (を除く) 論理演算子。 |
. |
ピリオド (46) : ロケールに応じて、小数点文字または数値グループ・セパレータ。SetFormatItem()Opens in a new tab NLS クラス・メソッドを使用して構成可能です。
オブジェクト・インスタンスのメソッドやプロパティを参照するために使用するオブジェクト・ドット構文 (myinstance.Name)。
Windows および UNIX® : パス名またはパス名の一部として、現在のディレクトリを指定します。$ZSEARCH で使用されます。
グローバル名やルーチン名に組み込まれる場合があります。
参照渡しを指定する実際のパラメータ・リスト内の変数または配列名の接頭語。(例) SET x=$$Calc(num,.result)。
パターン・マッチの繰り返し文字。
正規表現の単一文字ワイルドカード。 |
.. |
二重ピリオド : 相対ドット構文 : 現在のオブジェクトのメソッドまたはプロパティを指定する接頭語。(例) WRITE ..foo()
Windows および UNIX® : パス名またはパス名の一部として、現在のディレクトリの親ディレクトリを指定します。$ZSEARCH で使用されます。 |
..# |
二重ピリオド、シャープ記号 : 同じクラスのメソッド内からのクラス・パラメータを参照するための接頭語。(例) WRITE ..#MyParam |
... |
三重ピリオド (省略記号) : 可変数のパラメータを指定するために使用される、仮パラメータ・リストまたは実パラメータ・リスト内の最後の (または唯一の) パラメータの後ろに追加される接尾語。(例) Calc(x,y,params...)。この構文は、通常は Method %DispatchMethod(Method As %String,Params...) などの動的ディスパッチ・メソッドと共に使用されます。
ZWRITE の出力では、末尾の省略記号は文字列が切り捨てられたことを示します。
ターミナル・プロンプトでは、先頭の文字は、長い暗黙のネームスペースが最後の 24 文字に切り捨てられたことを示します。
(コード内でのリテラルの省略記号の使用を、ドキュメント内の形式規約の使用と混同しないでください。省略記号は、引数が複数回繰り返される、またはコード・セクションが意図的に省略されていることを示します。) |
/ |
スラッシュ (47) : 除算演算子 (残余あり)。
OPEN、CLOSE、USE コマンドでは、入出力キーワード・パラメータ接頭語。READ と WRITE コマンドでは、デバイス・コントロール・ニーモニック接頭語。
ZBREAK コマンドでは、サブコマンドの接頭語です。 |
// |
二重スラッシュ : 1 行コメント文字。 |
/// |
三重スラッシュ : 1 行コメント文字。マクロ・コメントの列 1 で使用できます。 |
/* |
スラッシュ・アスタリスク : 複数行コメント の開始文字。コメントは、*/ で終了します。 |
: |
コロン (58) : コマンドでの後置条件文字。(例) WRITE:x=0 “nothing”。
OPEN、USE、CLOSE、JOB、LOCK、READ、ZBREAK などのコマンドにおける、引数のプレースホルダ区切り文字または引数内のパラメータの区切り文字。(例) LOCK var1:10、+var2:15、OPEN "|TCP|4":(:4200:"PSTE"::32767:32767)
$CASE および $SELECT 関数では、対になった項目である test:value を指定するのに使用されます。
JSON オブジェクトでは、key:value ペアを指定するために使用されます。 (例) SET JSONobj={"name":"Sam"}。
$JOB 特殊変数値では、プロセス ID (PID) とノード名を分離します。(例) 11368:MYCOMPUTER。
SQL トリガ・コードなど、埋め込み ObjectScript コード内の ObjectScript ラベルを示す接頭語。この場合、1 列目でラベルをコード化することはできません。 |
; |
セミコロン (59) : 1 行コメント文字。 |
;; |
二重セミコロン : 維持された 1 行コメント文字。 |
< |
より小さい (60) : より小さい演算子。 |
<= |
以下記号 : 以下演算子。 |
'< |
Not 演算子、より小さい : 以上演算子。 |
= |
等記号 (61) : 等しい比較演算子。
SET コマンドでは、代入演算子。 |
'= |
Not 演算子、等記号 : 等しくない比較演算子。 |
> |
より大きい (62) : より大きい演算子。 |
>= |
以上記号 : 以上演算子。 |
'> |
Not 演算子、より大きい : 以下演算子。 |
? |
疑問符 (63) : パターン・マッチ演算子。
正規表現の 0 または 1 文字の修飾子接尾語。正規表現のモード接頭語。(例) (?i) case mode on; (?-i) case mode off。
$ZCONVERT 変換テーブルの結果で、変換できない文字を表します。
$ZSEARCH では、単一文字のワイルドカード。
READ コマンドや WRITE コマンドでは行開始文字。
ZBREAK コマンドでは、ヘルプ・テキストを表示します。
ダイナミック SQL 内で %Execute() メソッドによって提供される入力パラメータ。 |
?# |
疑問符とシャープ記号 : 正規表現の埋め込みコメントの接頭語。(例) (?# this is a comment)。@ |
@ |
アット記号 (64) : 間接演算子。添え字間接演算子の場合、@array@(subscript) のようになります。 |
A, a |
文字 “A” (65,97) : パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |
C, c |
文字 “C” (67,99) : パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |
E, e |
文字 “E” (69,101) : 科学的記数法演算子 (例えば、4E3=4000)。大文字の “E” は、標準の指数演算子です。小文字の “e” は、%SYSTEM.ProcessOpens in a new tab クラスの ScientificNotation() メソッドを使用して設定可能な指数演算子です。
パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |
I, i |
文字 "I" (73,105) : $NUMBER 関数では整数文字。 |
i% |
文字 “i” パーセント : インスタンス変数 構文 : i%propertyname。 |
L, l |
文字 “L” (76,108) : パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |
N, n |
文字 “N” (78,110) : パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |
P, p |
文字 “P” (80,112) : パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |
U, u |
文字 “U” (85,117) : パターン・マッチ・コード (? に続く)。 |