Identity (プロパティ・キーワード)
このプロパティが、対応する SQL テーブルの ID 列に対応するかどうかを指定します。永続クラスに適用されます。
使用法
このプロパティが、対応する SQL テーブルの ID 列に対応するかどうかを指定するには、以下の構文を使用します。
Property name As %Integer [ Identity ];
Note:
プロパティのタイプは、%BigInt、%Integer、%SmallInt、%TinyInt など、任意の整数のタイプにできます。
そのように指定しない場合は、このキーワードを省略し、キーワードの直前に単語 Not を指定します。
詳細
永続オブジェクトの場合、このキーワードは、プロパティが、対応する SQL テーブル内の ID 列 (SQL IDENTITY キーワードでマークされている列) に対応することを指定します。このキーワードは、DDL 文を使用して作成されるテーブルの場合に特に役立ちます。DDL を使用してテーブルを作成する際は、ビットマップ・エクステント・インデックスを作成できるように、可能であれば MINVAL=1 を指定して IDENTITY フィールドを定義するようにしてください。"InterSystems SQL リファレンス" の “CREATE TABLE” を参照してください。
既定値
このキーワードを省略すると、このプロパティは ID 列として使用されません。
関連項目
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このドキュメントの “プロパティ定義”
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"クラスの定義と使用" の “リテラル・プロパティの定義と使用”
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"クラスの定義と使用" の “コンパイラ・キーワードの概要”