ACOS (SQL) Contents 概要 例 関連項目 指定されたコサインのアークコサインを、ラジアン表示で返すスカラ数値関数です。 Synopsis {fn ACOS(numeric-expression)} 引数 引数 説明 numeric-expression 値が -1 から 1 の間である数値式。角度のコサインです。 ACOS は、NUMERIC または DOUBLE データ型のいずれかを返します。ACOS は、numeric-expression がデータ型 DOUBLE の場合には DOUBLE を返し、それ以外の場合には NUMERIC を返します。 概要 ACOS は数値を取り、そのコサインの逆関数値を浮動小数点数値で返します。numeric-expression には、-1 以上 1 以下の符号付き 10 進数値を指定します。この範囲外の数値を指定すると、実行時エラーが発生して、SQLCODE -400 (致命的なエラーが発生しました) が生成されます。NULL 値を渡すと、ACOS は NULL を返します。ACOS は、空文字列 (") のように数値でない文字列を数値 0 (ゼロ) として扱います。ACOS は、有効桁数が 19 で小数桁数が 18 の値を返します。ACOS は、{ } 括弧構文による ODBC スカラ関数としてのみ使用できます。DEGREES 関数を使用してラジアンを度数に変換できます。RADIANS 関数を使用して度数をラジアンに変換できます。 例 以下の例は、2 つのコサイン値に対する ACOS の実行結果です。 SELECT {fn ACOS(0.52)} AS ArcCosine これは、1.023945... を返します。 SELECT {fn ACOS(-1)} AS ArcCosine これは、円周率 (3.14159...) を返します。 関連項目 SQL 関数: ASIN、ATAN、COS、COT、SIN、TAN ObjectScript 関数: $ZARCCOS FeedbackOpens in a new tab