セットアップ・タイプ
インストール時に、インストールする InterSystems IRIS コンポーネントを選択できます。オプションは以下のとおりです。
セットアップ・タイプ
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[開発] — InterSystems IRIS データベース・エンジン (User データベース、言語ゲートウェイ、サーバ監視ツール)、Web ゲートウェイ、スタジオ (Windows のみ)、すべてのサポート対象言語バインディング、データベース・ドライバを含めます。このインスタンスをクライアントのタスクとサーバのタスクの両方を実行するために使用する場合は、このオプションを選択します。
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[サーバ] — InterSystems IRIS データベース・エンジン (User データベース、言語ゲートウェイ、サーバ監視ツール) および Web ゲートウェイを含めます。InterSystems IRIS クライアントからアクセス可能な InterSystems IRIS データベース・サーバとしてこのインスタンスを使用する場合は、このオプションを選択します。
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[カスタム] — インストールまたはアンインストールする特定のコンポーネントを指定できます。特定の InterSystems IRIS コンポーネントをインストールまたは削除することを計画している場合、このオプションを選択します。
Windows では、以下の 2 つの追加セットアップ・タイプから選択できます。
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[クライアント] — スタジオ、ODBC ドライバ、JDBC ドライバ、および InterSystems IRIS アプリケーション開発コンポーネントを含めます。このコンピュータまたは別のコンピュータで、InterSystems IRIS データベース・サーバのクライアントとしてこのインスタンスを使用する場合は、このオプションを選択します。
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[Web サーバ] — Web ゲートウェイが含まれます。InterSystems IRIS の機能のうち、Web ゲートウェイで必要なもののみをインストールする場合は、このオプションを選択します。
以下のテーブルでは、それぞれのセットアップ・タイプでインストールされるコンポーネントを示しています。カスタム・インストールを実行する場合は、グループから個別のコンポーネントのみを含めることができます。
コンポーネント・グループ | コンポーネント | 開発 | サーバ | クライアント | Web |
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InterSystems IRIS データベース・エンジン (InterSystems IRIS サーバ) |
サーバ監視ツール User データベース 言語ゲートウェイ エージェント・サービス (ISCAgent) Apache FOP (Formatting Objects Processor) InterSystems IntegratedML |
X |
X |
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InterSystems IRIS ランチャー (Windows のみ) |
X |
X |
X |
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スタジオ (Windows のみ) |
X |
X |
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データベース・ドライバ |
ODBC ドライバ Java Database Connectivity |
X |
X |
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InterSystems IRIS アプリケーション開発 |
InterSystems IRIS 用の Java バインディング InterSystems IRIS 共有ライブラリ・サポート InterSystems IRIS 用の .NET バインディング スレッド・サーバ・ライブラリ その他のサンプル |
X |
X | ||
Web ゲートウェイ |
IIS 用 Web ゲートウェイ・バイナリ Apache2.4.x 用 Web ゲートウェイ・バイナリ |
X |
X |
X |
既存の CSP ゲートウェイ
Web ゲートウェイをインストールする際に、お使いのシステムに CSP ゲートウェイが既にインストールされている場合は、インストーラにより CSP ゲートウェイが Web ゲートウェイに自動的にアップグレードされます。ただし、インストーラは CSP.ini ファイルの新しいコピーを作成します。CSP ゲートウェイの CSP.ini ファイルを保持するには、以下の手順に従います。
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install-dir/CSP/bin にある CSP.ini ファイルのバックアップを作成します。
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Web ゲートウェイ・インストーラを実行します。
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CSP.ini のバックアップをリストアします。