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Windows ユーザ・アカウント

InterSystems IRIS のインストール時に、InterSystems IRIS サービス、InterSystems IRIS Controller for <instance-name> を実行する Windows アカウントを選択する必要があります。これには、以下の 2 つのオプションがあります。

  • 既定の SYSTEM アカウント (Windows ローカル・システム・アカウント)。これは、最小セキュリティ・インストールで使用されます。

  • 定義済みの Windows ユーザ・アカウント。

多くのインストールでは、既定の SYSTEM アカウントで InterSystems サービスを実行することが適切ですが、ファイルのアクセス許可やネットワーク・セキュリティのアクセスに関連する問題が発生する場合があります。InterSystems IRIS インスタンスのこれらの領域において潜在的な問題が予測される場合 (ネットワーク構成やセキュリティ設定に起因する問題など)、必要な特権やアクセス権を持っている InterSystems サービスの Windows アカウントを指定します (ドメイン管理者のアカウントなど)。

インストール後にサービス・アカウントを変更する手順は、"InterSystems IRIS インスタンスへのアクセスの管理" を参照してください。

Important:

Kerberos を使用する場合は、InterSystems IRIS をインストールする前に、Windows アカウントを構成する必要があります。"Kerberos を使用したセキュリティ環境の準備" で説明したように、この目的のために特別に設定したアカウントを使用することをお勧めします。

Note:

定義済みの Windows ユーザ・アカウントで InterSystems IRIS を実行する場合は、そのアカウントに Windows の “メモリ内のページのロック” (SELockMemory) 特権を付与してください。詳細は、“InterSystems IRIS のインストール準備” の章の "Windows でのラージ・ページの構成" を参照してください。

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