リモート・データベースの構成
ここでは、リモート・データベースを追加および削除する方法を説明します。リモート・データベースは、別のサーバ・システム上に物理的に配置されているデータベースであり、ローカル・サーバ・システムに物理的に配置されているローカル・データベースとは異なります。
リモート・データベースの追加
データベースのホストがサーバ上で分散キャッシュ・データ・サーバとして構成されている場合は、ローカル・サーバ上にリモート・データベースを定義できます。データ・サーバを追加する手順は、"アプリケーション・サーバの構成" を参照してください。
リモート・データベースを追加するには、以下の手順に従います。
-
[リモートデータベース] ページ ([システム管理]→[構成]→[システム構成]→[リモートデータベース]) に移動し、[リモートデータベースを作成] をクリックしてウィザードを起動します。
-
[リモートサーバ] ドロップダウンからデータベースをホストするデータ・サーバを選択します。
-
[リモートディレクトリ] ラジオ ・ボタンから、リモート・データベース・ディレクトリを指定する方法を選択します。
-
[リストからデータベースを選択] では、リモート・サーバ上のデータベース・ディレクトリのドロップダウン・リストから選択できます。現在リモート・データ・サーバにアクセスできない場合、ドロップダウン・リストは空となります。
-
[データベース仕様を入力する] では、データベース・ディレクトリを直接入力できますが、ポータルはその入力を検証しません。
-
-
データベース名 (ローカル・サーバ上の名前。リモート・データ・サーバ上の名前と同一にする必要はありません) を入力します。"データベース名の規則" を参照してください。これで、リモート・データベースを定義できました。
-
オプションで、データベースに関連付けられたストリームが保存されるディレクトリを選択できます。既定の場合、リモート・データベースのストリームの場所は、InterSystems IRIS Temp ディレクトリ (install-dir\mgr\Temp) です。
Note:既定の場所を使用することをお勧めします。
-
リモート・データベースを構成するには、[保存] をクリックします。
リモート・データベースの [編集] リンクをクリックして、リモート・データベース・フィールドをいつでも変更できます。
リモート・データベースの削除
リモート・データベースを削除するには、該当する行の [削除] をクリックします。[データベース削除] ページには、削除中のデータベースの情報が表示され、以下のことができます。
-
削除するデータベースにマップされているネームスペースを選択します。ネームスペースがマップされている場合は、データベースを削除できません。一覧にあるすべてのネームスペースを選択しないと、データベースを削除できません。
他のデータベースにマップされているネームスペースも削除できません。この場合、[ネームスペース] ページに移動するリンクが表示され、関連するネームスペースのデータベース・マッピングを変更できます。別のデータベースへのすべてのマッピングを削除した後で、そのデータベースは削除する必要があるデータベースのリストから削除されます。
-
[データベースを今削除する] をクリックして、情報を確認した後にデータベースを削除することを確認します。
このアクションは、ローカル・インスタンスのリモート・データベース構成からデータベースを削除するだけです。ホストの実際のデータベースとローカル構成には影響がありません。