Skip to main content

カテゴリの管理

カテゴリは、作業キュー・マネージャワーカ・ジョブの独立したプールです。ワーカ・ジョブのセットを初期化する際に、ワーカを供給するカテゴリを指定できます。そのセット内のいずれかのワーカ・ジョブが、作業項目の実行中に追加のワーカ・ジョブを要求すると、新しいワーカ・ジョブは同じカテゴリから取得されます。

それぞれの作業カテゴリには、作業項目をすぐに処理するために使用できるワーカ・ジョブが常に 1 つ以上あります。また、カテゴリには、同時に動作できる追加のワーカ・ジョブも最大数用意されます。

例えば、システムで提供されている SQL カテゴリに、最大 8 つのワーカを割り当てるとします。次に、Business Intelligence キューブの構築に関連するプロセスのカテゴリを作成し、このカテゴリに最大 4 つのワーカを割り当てるとします。これにより、SQL カテゴリでどのような処理が生じても、BusinessIntelligence カテゴリ内のワーカを使用して、作業項目をすぐに処理することができます。

システムのカテゴリ

システムには、ユーザが削除することのできない SQL および Default の 2 つのカテゴリが含まれています。SQL カテゴリは、クエリの並列処理を含め、システムによって実行される SQL 処理に使用します。カテゴリを指定せずにワーカ・ジョブのセットを初期化した場合は、Default カテゴリからワーカ・ジョブが供給されます。

カテゴリのプロパティ

各カテゴリには、カテゴリ内の各作業キューの動作に影響を与えるプロパティがあります。以下のプロパティがあります。

DefaultWorkers

このカテゴリの作業キューを作成して、ワーカ・ジョブ数を指定しなかった場合、これがその作業キューのワーカ・ジョブ数になります。このプロパティの既定値はコア数です。

MaxActiveWorkers

このカテゴリの要求を処理するジョブのプールに保持されている、アクティブなワーカ・ジョブの最大数 (常に使用可能な 1 つのジョブに加えて)。最大アクティブ・ジョブ数をこの限度付近に保つため、アイドル・ジョブが検出され、新規ジョブが自動的に起動されます。既定値はコア数の 2 倍です。

MaxWorkers

このカテゴリの作業キューの最大ワーカ・ジョブ数です。作業キューの作成時に、これより多くのワーカ・ジョブ数を指定した場合、代わりにこの限度値が使用されます。既定値はコア数の 2 倍です。

カテゴリの作成、変更、および削除

管理ポータルで、カテゴリの作成、カテゴリのプロパティの調整、およびカスタム・カテゴリの削除を実行できます。"作業キュー・マネージャ・カテゴリの構成" を参照してください。

Config.WorkQueuesOpens in a new tab API を使用してカテゴリを操作することもできます。

FeedbackOpens in a new tab