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UNIX®、Linux、および macOS でのインストール前の手順

ここでは、UNIX®、Linux、および macOS でのインストールにおけるインストール前の手順を詳しく説明します。

開始する前に、以下を含め、"UNIX®、Linux、および macOS でのインストールの概要" を確認してください。

手順 1 : サポート対象プラットフォームの確認

既定 :

手順 2 : プラットフォーム固有の注意事項の確認

既定 :

手順 3 : Web サーバのインストール

既定 :

  • Apache httpd Web サーバをインストールします。この Web サーバは、インストール・プロセス中の自動構成をサポートします。

詳細 :

Important:

Apache httpd Web サーバは、インストール・プロセスで自動的に構成できるため、この Web サーバの使用をお勧めします。インストール・プロセスの開始前に、これがインストールされ、実行されていることを確認してください。ほとんどの場合、Apache Web サーバを手動で構成する必要はありません。

手順 4 : ラージ・ページおよびヒュージ・ページの構成 (AIX® および Linux)

既定 :

詳細 :

手順 5 : ユーザ・プロセスの最大数に関する推奨事項

既定 :

  • この手順は、主にプロダクション・システムまたはメモリを大量に消費するプロセスを実行することが想定されるシステムに推奨されます。

  • 指定のユーザのすべての InterSystems IRIS プロセスおよびその他の既定のプロセスを実行するうえで十分な最大プロセス数を maximum user processes に設定します。

手順 6 : 所有者およびグループの決定

既定 :

  • インスタンスの所有者として識別されるユーザ・アカウントを特定または作成します。

  • インスタンスの起動および停止を許可されたグループとして識別されるグループを特定または作成します。

詳細 :

  • 使用しているオペレーティング・システムに useradd ユーティリティおよび groupadd ユーティリティ (または AIX® では mkgroup および mkuser) が含まれている場合は、インストール時に代わりに InterSystems IRIS スーパーサーバ用の実効ユーザのアカウントおよび InterSystems IRIS プロセスの実効グループを作成できます。

  • オペレーティング・システムで Network Information Services (NIS) やその他のネットワークベースのユーザまたはグループのデータベースを使用している場合は、インストールの前にネットワーク・データベース内で InterSystems IRIS 実効ユーザおよび実効グループを作成することをお勧めします。詳細は、"Owners and Groups" を参照してください。

  • 所有者とグループを確認します。

  • UNIX® ユーザとグループの識別を確認します。

Important:

InterSystems IRIS はインストール対象のファイルに対するユーザやグループなどの許可を設定する必要があります。これを行うために、InterSystems IRIS はインストール・プロセスの umask022 に設定します。インストールが完了するまで、umask を変更しないでください。

手順 7 : swappiness の設定 (Linux)

既定 :

  • この手順は、主にプロダクション・システムまたはメモリを大量に消費するプロセスを実行することが想定されるシステムに推奨されます。

  • 64 GB 未満の RAM が搭載されているシステムの場合 : 5 の swappiness が推奨されます。

  • 64 GB を超える RAM が搭載されているシステムの場合 : 1 の swappiness が推奨されます。

  • swappiness の値により、システムが物理 RAM とスワップ領域との間でメモリ・ページをスワップする頻度が決まります。

手順 8 : VS Code ObjectScript 開発環境のインストール (Linux と macOS)

既定 :

手順 9 : InterSystems IRIS キットの入手

既定 :

手順 10 : インストール・キットの解凍

既定 :

  • インストール・キットが .tar ファイルの形式 (iris-2019.3.0.710.0–lnxrhx64.tar.gz など) の場合、ファイルを一時ディレクトリに解凍し、許可の問題を回避する必要があります。以下の例を参照してください。

詳細 :

  • インストール・ファイルは、.tar ファイルと同じ名前のディレクトリに解凍されます (例えば、/tmp/iriskit/iris-2019.3.0.710.0–lnxrhx64)。

  • 従来の tar コマンドは、長いパス名に遭遇すると通知なしで失敗する場合があるため、GNU tar を使用してこのファイルを untar することをお勧めします。tar コマンドが GNU tar かどうかを判定するには、tar --version を実行します。

例 :

# mkdir /tmp/iriskit 
# chmod og+rx /tmp/iriskit 
# umask 022 
# gunzip -c /download/iris-<version_number>-lnxrhx64.tar.gz | ( cd /tmp/iriskit ; tar xf - )

Important:

/home ディレクトリ (またはこのディレクトリのサブディレクトリ) にファイルを解凍したり、InterSystems IRIS インストールをこれらのディレクトリから実行したりしないでください。また、一時ディレクトリのパス名にスペースを含めることはできません。

インストール・キットを解凍するのに使用したのと同じディレクトリに InterSystems IRIS をインストールしないでください。

手順 11 : 必要な依存関係のインストール

既定 :

  • 以下のコマンドを使用して要件チェッカーを実行します。

    /<install-files-dir>/irisinstall --prechecker
    
  • 欠けている依存関係があればインストールします。

詳細 :

  • 依存関係が欠けている InterSystems IRIS をインストールしようとすると、インストールは失敗し、インストーラを再実行する前にインストールすべき依存関係を指定するメッセージが表示されます。

  • 要件チェッカーは常に、インスタンスの起動中に実行されます。要件が満たされない場合、起動は失敗します。

  • macOS では、バージョン 2022.1 以前の InterSystems IRIS バージョンのインストーラに要件チェッカーはありませんが、必要な依存関係は存在します。

手順 12 : インストール方針の選択

既定 :

  • irisinstall を使用して、開発、サーバ、またはカスタムのインストールを実行します。

詳細 :

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