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Windows でのサーバ・インストール

ここでは、インストーラ・ウィザードを使用した手動のサーバ・インストールの手順について詳しく説明します。

ここに示す手順を実行する前に、以下を完了していることを確認してください。

サーバ・インストールの概要

既定 :

  • サーバ・インストールでは、サーバ・システムで必要となる InterSystems IRIS コンポーネントのみがインストールされます。

詳細 :

  • サーバ・インストールには、以下のコンポーネント・グループが含まれます。

    • InterSystems IRIS データベース・エンジン (ユーザ・データベース、言語ゲートウェイ、およびサーバ監視ツールを含む)

    • InterSystems IRIS ランチャー

    • Web ゲートウェイ

手順 1 : Web サーバの構成

既定 :

  • インストーラに “ローカル IIS Web サーバが検出されました” と表示されていることを確認し、[このインスタンスにローカル IIS Web サーバを構成する] オプションを選択します。

  • インストーラに “ローカル Web サーバが見つかりません” と表示されている場合は、[インストールを中断] を選択します。"Web サーバのインストール" を確認し、Microsoft Internet Information Services (IIS) がオンになっていることを確認して、インストール・ファイルを実行することによりインストール・プロセスを開始します。

詳細 :

  • IIS Web サーバを使用し、インストーラ・ウィザードで自動的がこれを構成できるようにすることを強くお勧めします。自動構成動作を確認してください。

  • インストール後に Web サーバを手動で構成することができます。このためには、インストール・プロセスの終了後に追加の手順が必要となります。この方法を選択する場合は、Web サーバを構成せずに続行するオプションを選択して、インストール・プロセスを続行してください。

手順 2 : Unicode サポートのインストール

既定 :

  • [Unicode] を選択します。

詳細 :

  • 8 ビットおよび Unicode システムの概要とシステムでどちらを選択すべきかについての詳細は、"文字幅設定" を参照してください。

手順 3 : 初期セキュリティの設定

既定 :

  • [通常] を選択します。

詳細 :

手順 4 : 認証情報の入力

既定 :

  • [既定の SYSTEM アカウント下で InterSystems IRIS を実行] を選択します。

詳細 :

  • SYSTEM アカウントが常に適切とは限りません。使用するべきアカウントについての詳細は、"Windows ユーザ・アカウント" を参照してください。

  • 定義済みのユーザ名アカウントを指定します。インストーラにより、そのアカウントがドメインに存在すること、およびパスワードが正しいことが確認されます。

手順 5 : ユーザの構成

既定 :

  • 事前定義のすべての InterSystems IRIS ユーザ・アカウントで使用されるパスワードを入力します。

  • [次へ] を選択したら、CSPSystem アカウントのパスワードを入力します。

  • どちらのパスワードも、3 ~ 32 文字 (ロックダウン・インストールを選択した場合は 8 ~ 32 文字) で指定する必要があります。

詳細 :

手順 6 : インストールの確認

既定 :

  • 指定したインストール・オプションを確認します。

  • (オプション) [ライセンス] ボタンを選択して、InterSystems IRIS キーが配置されているディレクトリに移動します。キーが妥当であれば自動的に有効化され、[インストール・オプションの概要][ライセンスキー] 設定が更新されて [妥当] と表示されます。

  • インストール・オプションを確認し、オプションとしてライセンス・キーを追加したら、[インストール] を選択します。

詳細 :

  • この手順でライセンス・キーを有効化すると、インストール時に自動的に install-dir/mgr にコピーされ、iris.key という名前に変更されます。

  • この手順でライセンス・キーを有効化しない場合は、インストール後にこれを有効化できます。詳細は、"ライセンス・キーの有効化" を参照してください。

手順 7 : インストールの完了

既定 :

詳細 :

  • 既定では、インストールが完了すると、InterSystems IRIS が自動的に起動し、Windows ツール・バーのシステム・トレイ領域に InterSystems IRIS ランチャーのアイコンが追加されます。[InterSystems IRIS] のアイテムも Windows の [プログラム] メニューに追加されます。

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