山かっこ <> 構文
山かっこ <> 構文を使用して、XPath 式で仮想プロパティにアクセスする方法について説明します。
該当する場合
この構文はビジネス・ルール内で使用できます。
詳細
山かっこ構文を使用して仮想プロパティにアクセスするには、以下の構文を使用します。
message<xpathexpression>
説明
-
message は、現在のメッセージを参照している変数です。この変数の名前はコンテキストによって異なります。
-
xpathexpression は、XPath 式です。
例えば、XPath 式を使用して、特定の文字列が XML ドキュメント内にあるかどうかを評価する条件は、以下のようになります。
Contains(Document.Stream.</|name(/*)>, "00UK")
前述した構文は、以下と等価です。
GetXPathValues(message.stream,"context|expression")
GetXPathValues() は、ルール・エンジンにおいて便利なメソッドです。これは、コンテンツが XML ドキュメントであるストリーム・プロパティを含むメッセージで実行されます。このメソッドは、XPath 式をストリーム・プロパティ内の XML ドキュメントに適用し、一致するすべての値を返します。XPath 引数の context| 部分がない場合、InterSystems IRIS は XML ドキュメント全体を検索します。
構文により複数値、a、b、および c が返される場合、これらは以下のように <> 山かっこで囲まれ、1 つの文字列に表されます。
<a><b><c>