ECPSync
クライアントとサーバのキャッシュを同期します。
構文
[SQL] ECPSync=n
n は 1 または 0 です。既定値は 0 です。
説明
ECPSync が有効な場合 (n = 1)、SELECT 文が実行されるたびに、InterSystems IRIS® Data Platform は、データベース・サーバに対する保留中の ECP (エンタープライズ・キャッシュ・プロトコル) 要求すべてを強制的に実行します。これが完了すると、クライアント・キャッシュの同期が保証されます。
ECP は分散データ・キャッシュ・アーキテクチャであり、異種のサーバ・システムで構成されるネットワークに分散されるデータとロックを管理します。詳細は、“データベースの問い合わせ” の章の "クエリと ECP" を参照してください。
このパラメータの変更
InterSystems ターミナルから ECPSync に目的の値を設定するには、%SYSTEM.SQL.UtilOpens in a new tab クラスの SetOption(“ECPSync”)Opens in a new tab メソッドを使用します。詳細は、クラスリファレンスを参照してください。
あるいは、Config.SQLOpens in a new tab クラス (クラス・リファレンスを参照) で、またはテキスト・エディタで CPF を編集することでも ("アクティブな CPF の編集" を参照)、ECPSync を変更できます。