$ZISWIDE (ObjectScript)
文字列に 16 ビットの文字が含まれているか否かをチェックします。
構文
$ZISWIDE(string)
引数
引数 | 説明 |
---|---|
string | 1 文字以上の文字列。引用符で囲みます。 |
概要
$ZISWIDE は、文字列に 16 ビットの文字が含まれるか否かを確認するために使用するブーリアン関数です。以下の値を返します。
値 | 意味 |
---|---|
0 | すべての文字が、ASCII 値 255 あるいはそれ以下 (8 ビット文字) である場合。NULL 文字列 ("") も 0 を返します。 |
1 | 1 つ以上の文字が ASCII 値 255 以上 (多バイト文字) である場合。 |
$ZISWIDE は、文字の値を確認し、それらが ASCII 配列 (0-255) 内にあり 8 ビットで表示できるか、または多バイト文字の範囲 (256 - 65535) 内にあり Unicode 文字の 16 ビットすべてを使用するかを決定します。
例
以下の例では、最初の 2 つのコマンドは、文字列に 1 バイト文字 (8 ビット) しか含まれないので、0 を返します。3 つ目のコマンドは、文字列に多バイト文字値 (2 番目の値) が含まれるため、1 を返します。
WRITE $ZISWIDE("abcd"),","
WRITE $ZISWIDE($CHAR(71,83,77)),","
WRITE $ZISWIDE($CHAR(71,300,77))
この例では 0,0,1 を返します。
関連項目
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$ZPOSITION 関数
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$ZWASCII 関数
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$ZWCHAR 関数
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$ZWIDTH 関数