Skip to main content

単項マイナス (-)

オペランドを数値として解釈すると、このオペランドの符号を反転します。

詳細

単項マイナス演算子 (-) は、数値として解釈されるオペランドの符号を反転します。

以下に例を示します。

 SET x = -60
 WRITE " x: ", x,! // -60
 WRITE "-x: ",-x,! // 60

オペランドが文字列値を持つ場合、単項マイナス演算子はその文字列を数値として解釈し、符号を反転します。数値は、単項プラス演算子と同様の方法で解釈されます。以下に例を示します。

 SET x = -23
 WRITE -"32 dollars and 64 cents" // -32

ObjectScript は、2 オペランド算術演算子より単項マイナス演算子を優先します。ObjectScript はまず数値式を検査し、単項マイナス演算子を実行します。その後、式を評価して結果を算出します。

以下の例では、ObjectScript は文字列を読み取り、数値 2 を検出するとそこで停止します。その後、単項マイナス演算子をその値に適用し、連結演算子 (_) を使用して、2 番目の文字列からの値 "Rats" を数値に結合します。

 WRITE -"2Cats"_"Rats" // -2Rats

数値式の絶対値を返すには、$ZABS 関数を使用します。

FeedbackOpens in a new tab