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$THROWOBJ (ObjectScript)

失敗した THROW からの OREF が含まれます。

構文

$THROWOBJ

説明

$THROWOBJ には、直近の失敗した THROW 処理によってスローされたオブジェクト参照 (OREF) が含まれます。InterSystems IRIS は、<THROW> エラーを発行する際に OREF を $THROWOBJ に書き込みます。通常、TRY ブロックや CATCH ブロック内にないときに THROW を発行しようとするとこれが発生します。

正常な THROW 処理により、$THROWOBJ が空の文字列にリセットされます。

TRYTHROW、および CATCH については、"TRY-CATCH メカニズム" を参照してください。

OREFの詳細は、"OREF の基本" を参照してください。

$THROWOBJ の設定

以下のように $THROWOBJ を明示的にリセットすることもできます。

  SET $THROWOBJ=""

$THROWOBJ では、SET コマンドを使用して空の文字列以外の値を設定することはできません。これを試みると、<ILLEGAL VALUE> エラーが返されます。

関連項目

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