ALTER MODEL (SQL)
モデルを変更します。
構文
ALTER MODEL model-name PURGE [ ALL ] [ integer DAYS ]
ALTER MODEL model-name DEFAULT [ TRAINED MODEL ] trained-model-name
引数
model-name | 変更する機械学習モデルの名前。 |
DEFAULT trained-model-name | トレーニングされた機械学習モデル。 |
integer DAYS | 整数。 |
説明
ALTER MODEL 文は機械学習モデルを変更します。1 つの ALTER MODEL 文で実行できる処理は 1 種類のみです。
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PURGE は、指定されたスコープに基づいて、関連するモデルのすべてのトレーニング実行と検証実行を削除します。
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スコープが指定されていない場合、既定のトレーニング済みモデルに関連するものを除き、すべてのレコードが削除されます。
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integer DAYS が指定されている場合、integer 日以上経過したすべてのレコードが削除されます。
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ALL が指定されている場合、いつ発生したかに関係なく、すべてのレコードが削除されます。
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DEFAULT (または DEFAULT TRAINED MODEL) は、既定のトレーニング済みモデルを指定されたモデルに設定します。これは、同じモデル定義を使用して複数の TRAIN MODEL 文を作成し、各トレーニング済みモデルを別の名前で保存し、既定の名前が指すモデルを切り替える場合に便利です。存在しないモデルを指定すると、エラーが発生します。
必要なセキュリティ特権
ALTER MODEL を呼び出すには、%MANAGE_MODEL 特権が必要です。ない場合、SQLCODE –99 エラーになります (特権違反)。%MANAGE_MODEL 特権を割り当てるには、GRANT コマンドを使用します。
例
以下のクエリは、PURGE 節を使用して、SpamFilter モデルのすべてのトレーニング実行データと検証実行データを削除します。
ALTER MODEL SpamFilter PURGE ALL
以下のクエリは、DEFAULT 節を使用して、既定のトレーニング済みモデルの SpamFilter を SpamFilter3 に変更します。
ALTER MODEL SpamFilter DEFAULT SpamFilter3