DEGREES (SQL)
ラジアンを角度に変換する数値関数です。
構文
DEGREES(numeric-expression)
{fn DEGREES(numeric-expression)}
説明
DEGREES は、ラジアン単位で角度測定を行い、対応する角度測定を度単位で返します。DEGREES は、NULL 値を渡すと NULL 値を返します。
返される値は、既定の有効桁数が 36 で、既定の小数桁数が 18 です。
度をラジアンに変換するには、RADIANS 関数を使用できます。
引数
numeric-expression
セーブポイントの名前。識別子として指定します。ラジアン単位の角度のメジャー。数値に解決される式です。
DEGREES は、NUMERIC または DOUBLE データ型のいずれかを返します。DEGREES は、numeric-expression がデータ型 DOUBLE の場合には DOUBLE を返し、それ以外の場合には NUMERIC を返します。
DEGREES は、標準スカラ関数または { } 括弧構文による ODBC スカラ関数として指定できます。
例
以下の埋め込み SQL の例は、ラジアン値 0 から 6 に対応する同等の角度を返します。
SET a=0
WHILE a<7 {
&sql(SELECT DEGREES(:a) INTO :b)
IF SQLCODE'=0 {
WRITE !,"Error code ",SQLCODE
QUIT }
ELSE {
WRITE !,"radians ",a," = degrees ",b
SET a=a+1 }
}