<listing>
Business Intelligence キューブでオプションの名前付きリストを定義します。
詳細
キューブは、ゼロ個以上の名前付きリストを含むことができます。これらは、アナライザで使用できます。
キューブの既定のリストは、<cube> 要素の defaultListing 属性 (指定されている場合) か、<cube> に含まれる最初の <listing> 要素で指定されたリストです。
<listing> 要素には以下のコンテンツがあります。
属性 | 目的 |
---|---|
name、displayName、description、disabled | "キューブの共通属性" を参照してください。 |
fieldList | 表示するフィールドのコンマ区切りのリスト。オプションの詳細は、"単純なリストの定義" を参照してください。データ・コネクタ・リストのオプションの詳細は、"データ・コネクタ・リストの定義" を参照してください。 |
formatList | リスト用の CSSOpens in a new tab 形式指示のリスト (キャレット区切り)。リストの各部分は、リスト内の対応する列に適用されます。このリストは、列にある要素と同数の要素を持っている必要があり、各リストの要素は、以下の形式のいずれかを持っている必要があります。
|
orderBy | 単純なリストにのみ適用されます。この属性は、リストの並べ替えの基準となるフィールドのコンマ区切りのリストです。全体的な並べ替えは、リストの最初のフィールドによって制御され、二次的な並べ替えは 2 番目のフィールドによって制御される、というように続きます。
フィールド名の後に ASC または DESC キーワードを組み込んで、それぞれ昇順または降順で並べ替えることができます。その他の詳細は、"単純なリストの定義" を参照してください。 ソースがデータ・コネクタである場合、この属性は無視されます。 |
sourceClass | データ・コネクタが存在する場合に、このリストの基になるデータ・コネクタを指定します。この属性を指定する場合は、%DeepSee.DataConnectorOpens in a new tab を拡張するクラスの名前を指定します。"InterSystems Business Intelligence の実装" を参照してください。 |
sql | このリストに対するカスタム SQL クエリ (存在する場合) を指定します。"SQL カスタム・リストの定義" を参照してください。 |
listingType | (オプション) リストの形式を指定します。既定は、"table" です。この代わりに "map" を指定すると、マップタイプ・リストが表示されます。マップタイプ・リストではポイントが緯度と経度で示されるマップが表示されます。この場合は、リスト・クエリにフィールド Latitude および Longitude を含める必要があります (大文字と小文字は区別されます)。"マップ・リスト (地理リスト) の定義" を参照してください。 |
selectMode | (オプション) このリストの SQL クエリに使用される %SelectModeOpens in a new tab を指定します。この属性によって、特定タイプのデータの表示方法が決まります。既定値は、"display" です。他の指定可能な値は、"logical" および "odbc" です。"リストの追加" を参照してください。 |
resource | (オプション) このリストへのアクセスの制御に使用されるリソースの名前。"InterSystems Business Intelligence の実装" を参照してください。 |
リストには、ソースに応じて、以下の 3 種類があります。
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基本リスト。キューブで使用されるソース・テーブルを直接使用します。
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データ・コネクタ・リスト。データ・コネクタを使用します。
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カスタム・リスト。カスタム・クエリを使用します。
いずれの場合も、システムでは SQL クエリが作成され、使用されます。
以下のテーブルは、各種のリストに指定される <listing> の属性を示しています。
リストの種類 | fieldList | orderBy | sourceClass | sql |
---|---|---|---|---|
基本 | 必須 | オプション | 指定しません。この属性は優先されます。 | 指定しません。この属性は優先されます。 |
データ・コネクタ | オプション | 無視 | 必須 | 無視 |
カスタム | 無視 | 無視 | 指定しません。この属性は優先されます。 | 必須 |