<namedSet>
(Business Intelligence キューブ内のレベルの) メンバまたはメンバ・セットのエイリアスである、オプションの名前付きセットを定義します。名前付きセットは、クエリの行や列で使用でき、クエリの実行時にシステムによってメンバまたはセットに置換されます。
詳細
Note:
名前付きセットを定義する際、MDX シェルの cube コマンドではこのセットがリストされません。ただし、MDX シェルまたはクエリ API のセットは使用できます。
<namedSet> 要素には以下のコンテンツがあります。
属性 | 目的 |
---|---|
name、displayName、description、disabled | "キューブの共通属性" を参照してください。name 属性について、システムでは名前が既に使用されているかどうかのチェックが行われません。別の名前付きセットが既に使用している名前を使用すると、その名前付きセットがオーバーライドされます。 |
setExpression | メンバまたはメンバのセットを返す MDX 式。詳細と例は、"InterSystems MDX リファレンス" を参照してください。 |
Note:
上記以外に、名前付きセットは以下の 2 つの方法でも定義できます。
-
MDX クエリでの WITH 節の使用。
-
CREATE SET 文の中。
"InterSystems MDX リファレンス" を参照してください。
例
以下に例を示します。
<namedSet name="SampleSet" setExpression="[homed].[h1].[city].MEMBERS" />