すべてのプロダクションに含まれる設定
概要
すべてのプロダクションに次のような設定があります。
グループ | 設定 |
---|---|
情報設定 | 説明 |
基本設定 | アクター・プール・サイズ |
追加設定 | [シャットダウンタイムアウト]、[更新タイムアウト] |
開発とデバッグ | [テスト使用可能]、[汎用トレース・イベントを記録] |
アクター・プール・サイズ
ジョブのプライベート・プールを持たないビジネス・プロセスが使用できる、ジョブのパブリック・プール内のシステム・ジョブの数。メッセージ・キュー内の要求の過剰な蓄積を防止するのに十分で、かつ多すぎない数にします。
さまざまな種類のプロダクションに適したプール・サイズの詳細は、"プール・サイズとアクター・プール・サイズ" を参照してください。
説明
プロダクションの概要を説明するコメント。
汎用トレース・イベントのログ
トレース・メッセージは、InterSystems IRIS からターミナル・ウィンドウや (必要に応じて) イベント・ログに配信できる情報提供用のテキスト・メッセージです。トレース・メッセージはビジュアル・トレースとは関係がありません。ビジュアル・トレースでは、プロダクション・メッセージ・オブジェクトがプロダクション内を移動する際のオブジェクトのグラフィカルなビューを表示します。
デフォルトでは、[汎用トレース・イベントのログ] チェックボックスにチェックは付いていません。このチェックボックスにチェックを付けると、ビジネス・ホストではないプロダクション要素によって発行されたすべてのトレース・メッセージのログが記録されます。ログの記録とは、InterSystems IRIS が自動的にこれらのトレース・メッセージのコピーをイベント・ログに格納することを意味します。
ビジネス・ホストによって [トレース・イベントを記録] 設定が異なります。この設定によって、ビジネス・ホストからのトレース・メッセージのロギングが制御されます。これらの設定間には、重複や相互作用はありません。[汎用トレース・イベントのログ] により、[トレース・イベントのログ] のデフォルト値を上書きまたは指定することはありません。
シャットダウン・タイムアウト
プロダクションのシャットダウンを繰り返し試す時間の長さ (秒単位)。この時間を過ぎると強制的にシャットダウンします。0 から 3600 (1 時間) までの値を指定する必要があります。既定値は 120 です。
テスト機能の有効化
このプロダクションをテストするために [テスト・サービス] ページを使用できるようにするには、このチェックボックスにチェックを付けます。テスト・サービスを無効にするには、チェックを外します。
更新タイムアウト
ビジーなプロダクションの構成の更新を繰り返し試す時間の長さ (秒単位)。この時間を過ぎると更新は破棄されます。0 から 3600 (1 時間) までの値を指定する必要があります。既定値は 10 です。