$ZIO (ObjectScript)
現在のターミナル入出力デバイスに関する情報を含みます。
構文
$ZIO
$ZI
概要
$ZIO は、現在の入出力デバイスに関する情報を含みます。
ターミナルであるターミナル・デバイスの場合、$ZIO には文字列 TRM: が含まれます。現在のターミナル・デバイスがリモートで接続されていると、$ZIO にはリモート接続に関する情報が含まれます。
TELNET で接続されているターミナル・デバイスの場合、$ZIO には host|port が含まれます。
引数 | 説明 |
---|---|
host | IPv4 形式のリモート・ホスト IP アドレス nnn.nnn.nnn.nnn (nnn は 10 進数)、または IPv6 形式のリモート・ホスト IP アドレス h:h:h:h:h:h:h:h (h は 16 進数)。IPv4 および IPv6 の形式に関する詳細は、"IPv6 アドレスの使用" を参照してください。 |
port | リモート IP ポート番号 |
これら 2 つの値は垂直バー文字で区切ります。例えば、127.0.0.1|23 のようになります。詳細は、%Library.NetworkAddressOpens in a new tab クラス、データ型クラス %Library.StringOpens in a new tab のサブクラスを参照してください。
現在のデバイスがターミナルでない場合
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ファイルの場合、$ZIO はファイルの完全なキャノニック形式のパス名を含みます。
-
ファイルでない場合、$ZIO は NULL 文字列を含みます。
以下の例は、現在のデバイス情報を返します。
SET x=$CASE($ZIO,"TRM:":"a terminal",
"CON:":"a console",
"":"neither terminal nor file")
WRITE "The current device is ",x
この特殊変数は、SET コマンドを使用して変更することはできません。変更を試みると、<SYNTAX> エラーが返されます。
関連項目
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$IO 特殊変数
-
$PRINCIPAL 特殊変数