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<measure>

Business Intelligence キューブでメジャーを定義します。

詳細

<measure> 要素には以下の属性があります。

属性 目的
namedisplayNamedescriptiondisabled "キューブの共通属性" を参照してください。
sourcePropertysourceExpression アーキテクトで [プロパティ] または [式] を指定する際とほとんど同じ方法で、これらの属性のいずれかを指定します。"ディメンジョンまたはレベルのソース値の定義" と "ソース式の詳細" を参照してください。メモ :
  • sourceProperty には、[プロパティ] に入力するのと同じ値を一重引用符で囲んで使用します。

    例 : sourceProperty='Age'

  • sourceExpression には、[式] に入力するのと同じ値を一重引用符で囲んで使用します。

    例 : sourceExpression='%source.property/100'

値自体に二重引用符が含まれない場合は、代わりに二重引用符で値を囲むこともできます。例 : sourceExpression="%source.property/100"
type (オプション) メジャーのデータ型を指定します。ほとんどのメジャーは数値です。これが既定です。"メジャーのデータ型の指定" を参照してください。
iKnowSourceiKnowDomainiKnowDictionariesiKnowParameters (オプション) "キューブでの Text Analytics の使用法" を参照してください。
aggregate (オプション) 複数のレコードを結合する際、常に、このメジャーの値の集約方法を指定します。このオプションを指定する場合は、以下の値のいずれかを使用します。
  • "SUM"

  • "COUNT" — ソース・データが 非 NULL (および非ゼロ) 値のレコード数をカウントします。

  • "MAX" — セット内の最大値を使用します。

  • "MIN" — セット内の最小値を使用します。

  • "AVG" — セットの平均値を計算します。

ブーリアンまたは文字列のメジャーでは、この属性は "COUNT" である必要があります。
hidden (オプション) hidden="true" の場合、このメジャーは定義され、クエリで使用することができますが、アナライザで使用可能なメジャーとしてリストには表示されません。これにより、中間計算の機能を果たすメジャーを定義できます。
scale (オプション) 保持する小数点以下桁数を指定します。既定では、scale は 0 で、メジャー値のそれぞれがファクト・テーブルに書き込まれる前に整数に丸められます。
linkClasslinkProperty (オプション) "他のテーブルへのリンク" を参照してください。
searchable (オプション) searchable="true" の場合、このメジャーは、メジャー値を参照するフィルタ式を作成 (通常はメジャー値と定数と比較するため) できる高度なフィルタのオプションとして表示されます。

これらの式をサポートするため、検索可能メジャーには必要に応じてさらにインデックスが追加されます。"メジャー検索式" を参照してください。検索可能なメジャーの名前には、角括弧やコンマ ([],) を含めることはできません。

searchable="true" とマークされていない場合でも、手動 MDX クエリでメジャーを検索可能メジャーとして使用できる場合もあることに注意してください。

いずれの場合も、このメジャーは他のメジャーと同様の方法で使用できます。

factName

(オプション) 生成されたファクト・テーブルにおける、このメジャーに対応する列の名前。この属性が NULL の場合はシステムによって名前が生成されます。このオプションは、NLP メジャーには適用されません。 SQL の予約語は使用しないでください。SQL 予約語のリストは、"予約語" を参照してください。名前は、英字かパーセント記号 (%) で始まる必要があります。最初の文字が % である場合、2 番目の文字は Z または z である必要があります。制限事項の詳細は、"クラス・メンバ" を参照してください。また、fact または listing という語は、どのような大文字と小文字の組み合わせであっても使用しないでください。

factNumber このメジャーに割り当てられている内部 ID。キューブの namedFactNums"true" の場合は必須です。
factSelectivity (オプション、システムでは不使用) ファクト・テーブル・クラス内のプロパティの生成 SELECTIVITY をオーバーライドする値。Business Intelligence のクエリでは、このパラメータは使用しません。このオプションは、生成されたファクト・テーブルに対して直接 SQL を使用するときに、生成された SELECTIVITY をオーバーライドする必要がある場合に使用します。

1 以下の正の値を指定します。詳細は、%SYSTEM.SQLOpens in a new tabSetFieldSelectivity() を参照してください。

formatString (オプション) 値の表示方法を制御します。"formatString の詳細" を参照してください。
units (オプション) メジャー値が表示される単位を示します。現在、この属性は、一般情報としてのみ提供されています。
listingFilterOperator および listingFilterValue (オプション) これらの属性は、ユーザがピボット・テーブルでこのメジャーを選択し、リストを表示する際に適用されるオプションの追加フィルタを指定します。詳細は、"メジャーの定義" の "リストの追加フィルタの指定" を参照してください。

以下はその例です。

<measure name="Test Score" sourceProperty="TestScore" aggregate="SUM"/>
<measure name="Avg Test Score" sourceProperty="TestScore" aggregate="AVG"/>
<measure name="Allergy Count" 
   sourceExpression="##class(Cubes.StudyPatients).GetAllergyCount(%source.%ID)"/>

Allergy Count メジャーが、キューブ・クラス内で定義されたユーティリティ・メソッドを使用していることに注意してください。

%COUNT メジャー

システムには、クエリ内のファクト数を返す %COUNT という名前の事前定義メジャーがあります。

Measures ディメンジョン

Measures ディメンジョンは、システムによって自動的に生成され、すべてのメジャーがこの中に配置されます。

formatString の詳細

formatString 属性は、以下のような分割化された文字列です。

Format^Color
  • Format 部分には、以下のような 1 から 4 の部分文字列で構成される文字列を指定します。

    positive_format;negative_format;zero_format;missing_format;
    

    positive_format は、正の値の表示方法を制御し、negative_format は、負の値の表示方法を制御します。zero_format は、ゼロの表示方法を制御し、missing_format は、欠落値の表示方法を制御します。

    詳細は、"書式文字列の指定" を参照してください。

  • Color 部分には、以下のような 1 から 4 の部分文字列で構成される文字列を指定します。

    positive_color;negative_color;zero_color;missing_color;
    

    positive_color は、正の値の色を制御し、negative_color は、負の値の色を制御します。zero_color は、ゼロの色を制御し、missing_color は、欠落値の色を制御します。

    それぞれに対して、CSS カラー名Opens in a new tabまたは 16 進カラー・コードOpens in a new tabを指定します。

日付メジャーの場合、以下のバリエーションを使用します。

%date%^Color

Color は前述の説明と同じです。%date% は、現在のプロセスの既定の日付形式に従って、日付をフォーマットします。

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