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<cube>

Business Intelligence キューブを定義します。

<cube>

<cube> 要素には以下のコンテンツがあります。

属性または要素 目的
namedisplayNamedescriptiondisabled "キューブの共通属性" を参照してください。
sourceClass このキューブによって使用されるベース・クラスの完全なパッケージおよびクラス名。"キューブに使用可能なソース・クラス" を参照してください。
owner (オプション) キューブの所有者の名前。
resource (オプション) アーキテクトを介してアクセスする際に、このキューブへのアクセスの制御に使用されるリソースの名前。"InterSystems Business Intelligence の実装" を参照してください。
caption (オプション) このキューブでの作業時にアナライザおよびその他のユーティリティに表示するキャプション。
countMeasureCaption (オプション) 既定のメジャーに使用するキャプション。レコード数をカウントします。既定のキャプションは Count です。内部的には、このメジャーの名前は %Count です。
countMeasureName (オプション) 既定のメジャーに使用する名前。レコード数をカウントします。このメジャーの既定の名前は %Count です。
defaultListing (オプション) このキューブの既定として使用する <listing> の論理名を指定します。このページで後述の "<listing>" を参照してください。
nullReplacement (オプション) レベルのソース・データが NULL の場合にメンバ名として使用する文字列を指定します。例えば、nullReplacement="None" と指定します。

指定の <level>nullReplacement 属性が指定されている場合は、この属性によってこのオプションがオーバーライドされます。

bucketSize (オプション) このキューブに使用されるキャッシュ・バケットのサイズを指定します。連続する 64,000 行が 1 つのグループであり、バケットはグループの整数倍です。既定のバケット・サイズは 8 です。つまり、既定では、最初の 512,000 行のバケット番号は 1、次の 512,000 行はバケット番号 2、というようになります。

状況に応じて、多数のファクトがあり、キューブ内の古い値の更新が多くないと予測される場合は、この値を増やすことができます。この値を変更する場合は、必ずそのキューブに対してキャッシュされたすべての結果を削除してください。そのためには、キューブ定義クラスの %KillCache() メソッドを呼び出します。

actionClass (オプション) このキューブに基づくピボット・テーブルで使用可能なアクションを定義する、関連 KPI クラスを指定します。%DeepSee.KPIOpens in a new tab のサブクラスの完全なパッケージとクラス名を指定します。
maxFacts (オプション) ファクト・テーブルの最大行数を指定します。これによって、キューブの構築時に使用されるベース・テーブルの行数が決まります。この属性は、ベース・テーブル全体の処理が不要な場合にデバッグを支援するために使用されます。既定では、ベース・テーブルのすべての行が処理されます。
bitmapChunkInMemory (オプション) システムによるインデックスの構築方法として、プロセス・プライベート・グローバル (低速、ただし <STORE> エラーが発生しない) を使用するのか、またはすべてメモリ内 (高速) とするのかを制御します。既定は "false" で、システムはインデックス構築時の一時的なストレージにプロセス・プライベート・グローバルを使用します。

キューブに大量のインデックス (ディメンジョンおよびメジャー) がなく、非常に大量のメンバが含まれるディメンジョンがない場合は、"true" を使用してパフォーマンスを高速化できます。この設定は試してみる価値があります。キューブの構築時に <STORE> エラーが発生した場合には、値を既定に戻します。

initialBuildOrder (オプション) キューブ全体を構築する際に使用するオプションの ORDER BY 節の構築に使用されます。インクリメンタル更新には影響しません。ソース・テーブルのフィールドのコンマ区切りリストを指定します。SQL キーワード ASC および DESC を使用できます。例 : "Age DESC,Gender"
buildRestriction (オプション) キューブの構築および更新時に使用するオプションの WHERE 節を指定します。これにより、キューブがレコードのサブセットを使用するようになります。ソース・テーブルのフィールドを使用する SQL 比較式を指定します。例: Gender='F’。キューブがデータ・コネクタに基づいている場合、このオプションには何の効果もありません。
abstract (オプション) "キューブ継承による再使用可能要素の定義" を参照してください。
inheritsFrom
disableListingGroups (オプション) この属性に "true" を指定すると、すべてのユーザはこのキューブをターゲットとして使用するリスト・グループを定義できなくなります。既定は "false" です。"リスト・グループのコンパイル" を参照してください。
version (オプション) "キューブ・バージョンの使用" を参照してください。
namedFactNums (オプション) この属性が "true" の場合、キューブの各メジャー、レベル、リレーションシップにはファクト番号を定義する必要があります。この属性を "true" に設定することは、選択的構築を有効にすることと同じです。
defaultMeasuredefaultMemberprecompute 使用しません。
<measure> (オプション) ゼロ個以上の <measure> 要素を含むことができます。このそれぞれがメジャーを定義します。
<dimension> (オプション) ゼロ個以上の <dimension> 要素を含むことができます。このそれぞれがディメンジョンを定義します。
<listing> (オプション) ゼロ個以上の <listing> 要素を含むことができます。このそれぞれがリストを定義し、アナライザで使用できます。
<listingField> (オプション) ゼロ個以上の <listingField> 要素を含むことができます。このそれぞれがリストを定義し、アナライザで使用できます。
<namedSet> (オプション) ゼロ個以上の <namedSet> 要素を含むことができます。このそれぞれが名前付きセットを定義します。名前付きセットは、メンバまたはメンバのセットのエイリアスです。
<calculatedMember> (オプション) ゼロ個以上の <calculatedMember> 要素を含むことができます。このそれぞれが、他のメンバに関連して計算されるメンバを定義します。通常、これは他のメジャーに基づいて計算されるメジャーの定義に使用されます。
<relationship> (オプション) ゼロ個以上の <relationship> 要素を含むことができます。<relationship> 要素は、キューブに別のキューブを接続し、独自のキューブのクエリを実行する際に、その別のキューブのレベルを使用できるようにします。
<index> (オプション) ゼロ個以上の <index> 要素を含むことができます。このそれぞれがファクト・テーブル上でオプションのカスタム・インデックスを定義します。これは、そのファクト・テーブルに対する SQL クエリを実行する計画がある場合に役立ちます。ファクト・テーブルの詳細は、"ファクト・テーブルおよびディメンジョン・テーブルの詳細" を参照してください。
<expression> (オプション) ゼロ個以上の <expression> 要素を含むことができます。このそれぞれが、1 つ以上のメジャーまたはディメンジョンの定義で使用される式 (通常は中間値) を定義します。式の値は格納されませんが、キューブの構築時に使用できます。

<cube 
name="Patients"  
 owner="_SYSTEM"
 caption="Patients"
 sourceClass="BI.Study.Patient"
 >
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