$ZDCHAR (ObjectScript)
$DOUBLE 浮動小数点数を 8 バイト文字列に変換します。
構文
$ZDCHAR(n)
$ZDC(n)
引数
引数 | 説明 |
---|---|
n | IEEE 形式の浮動小数点数。値、変数、式として指定することができます。 |
説明
$ZDCHAR は、n に対応する 8 バイト (quad) 文字の文字列を返します。文字の文字列のバイト数は、リトル・エンディアンの順序で、最下位バイトが先に表示されます。
数値 n には正または負の IEEE 浮動小数点数を指定できます。n が数値でない場合、$ZDCHAR は空文字列を返します。IEEE 浮動小数点数の詳細は、"$DOUBLE" 関数を参照してください。
例
以下の例では、IEEE 浮動小数点数に対応する 8 バイト文字列が返されます。
WRITE $ZDCHAR($DOUBLE(1.4)),!
WRITE $ZDCHAR($DOUBLE(1.400000000000001))
これら 2 つの関数は、"ffffffö?" と "kfffffö?" を返します。
$ZDCHAR とその他の $CHAR 関数
$ZDCHAR は、IEEE 浮動小数点数を 8 バイト (64 ビット) quad 文字の文字列に変換します。
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整数を 64 ビット (quad) 文字の文字列に変換するには、$ZQCHAR を使用します。
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整数を 32 ビット (long) 文字の文字列に変換するには、$ZLCHAR を使用します。
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整数を 16 ビット (wide) 文字の文字列に変換するには、$ZWCHAR を使用します。
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整数を 8 ビット文字の文字列に変換するには、$CHAR を使用します。