Supply Chain Framework 1.4.x
InterSystems Supply Chain Orchestrator™ には、InterSystems Supply Chain Framework が含まれます。このページでは、Supply Chain Framework バージョン 1.4.x の変更点を示します。
機能
このリリースの主な機能は一括アップロード API です。この API では、大量のデータを非同期で Supply Chain Orchestrator にアップロードできます。サプライ・チェーン・データの一括アップロード API では、以下のことが可能です。
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直接添付またはクラウド・ストレージからの CSV ファイルのアップロード
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マッピング、既定値、変換に関連するサポート・メタデータをアップロードします。
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ユーザ定義の優先度の指定
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API によるステータスの監視とアップロード結果の取得
このリリースには、将来的なクラウド・サービスのサポートに関するフレームワークの強化が含まれ、バグも修正されています。
API の変更
サプライ・チェーン・データ API (/api/scdata/v1) に以下の新しいエンド・ポイントが組み込まれ、非同期でのデータの一括アップロードが可能になりました。
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POST {{IRIS-SERVER}}/api/scdata/v1/bulkupload — サプライ・チェーン・データ・モデルにロードするファイルを Supply Chain Orchestrator に送信
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GET {{IRIS-SERVER}}/api/scdata/v1/bulkupload/{uploadId} — 送信されたアップロード・ジョブのアップロード・ステータスを取得
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GET {{IRIS-SERVER}}/api/scdata/v1/bulkupload/details/uploadIds — 送信されたアップロード・ジョブ ID を取得または検索
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POST {{IRIS-SERVER}}/api/scdata/v1/bulkupload/error — アップロードの詳細なエラーを取得
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POST {{IRIS-SERVER}}/api/scdata/v1/bulkupload/contents/{uploadId} — アップロードした元のファイルを取得
その他の API の変更はありません。
サプライ・チェーン・データ・モデルの変更
このリリースでは、正規のサプライ・チェーン・データ・モデルの変更はありません。