ターミナル
ObjectScript を使用してチュートリアルを開始するには、ターミナルを起動する必要があります。タスク・バーの InterSystems IRIS ランチャー をクリックして、メニューから [ターミナル] を選択し、必要に応じて認証を行います (ユーザ名/パスワードには SuperUser/SYS を使用してみてください)。ターミナル・ウィンドウが表示され、そのプロンプトから現在は USER ネームスペースに存在していることがわかります。ネームスペースは InterSystems IRIS 内の論理的なディレクトリで、コードとグローバル (データ) を含みます。
ターミナルでは、単一行で (ターミナルは複数行の入力をサポートしていません) 1 つ以上の ObjectScript コマンドを入力し、すぐに結果を確認できます。このチュートリアルでは、大半のページに以下のようなシミュレートされたターミナル・セッションが 1 つまたは 2 つ収録されており、本文の説明を実際に示す例がいくつか紹介されています。VS Code - ObjectScript を使用して、独自のクラス定義を作成し、任意のコード例をコピーしてメソッドに貼り付け、クラスをコンパイルすることが可能です。その後、ターミナルからそのコード例を自分自身で実行できます。
ターミナルを最初に起動すると、USER ネームスペースに移動します。別のネームスペースに変更するには、いくつかの方法があります。do ^%CD、set $namespace = "namespace"、または znspace "namespace" (通常は zn "namespace" と省略) を使用できます。このチュートリアルでは、USER ネームスペースで作業を行います。
USER>do ^%CD
Namespace: %SYS
You're in namespace %SYS
Default directory is c:\InterSystems\IRIS\mgr\
%SYS>set $namespace = "USER"
USER>zn "%SYS"
%SYS>do ^%CD
Namespace: ?
'?' for help.
'@' (at-sign) to edit the default, the last namespace
name attempted. Edit the line just as if it were
a line of code.
<RETURN> will leave you in the current namespace.
Here are the defined namespaces:
%SYS
USER
Namespace: USER
You're in namespace USER
Default directory is c:\InterSystems\IRIS\mgr\user\
USER>