ダッシュボードの概要
ここでは、InterSystems IRIS® データ・プラットフォーム Business Intelligence のダッシュボードの概要を示します。
"BI サンプルのアクセス方法" も参照してください。
Business Intelligence ダッシュボードの表示
管理ポータルから Business Intelligence ダッシュボードにアクセスするには、[Analytics] をクリックしてから [ユーザ・ポータル] をクリックします。
または、サポート対象のブラウザ ("サポート対象 Web ブラウザ" を参照) から、インスタンスの <baseURL> を使用して、以下の URL にアクセスします。
http://<baseURL>/csp/samples/_DeepSee.UserPortal.Home.zen
どちらの場合でも、右側の領域に、このネームスペース内の使用可能なダッシュボードがリストされます。この領域には、最初に以下のようにカバー・ビューで項目が表示されます。
カバーの上にカーソルを置くと、以下のようにカバーに矢印が表示されます。
カバーの矢印をクリックすると、ダッシュボードが表示されます。ダッシュボードを編集する権限がある場合は、ダッシュボードを編集できます。
ユーザ・ポータルの使用法の詳細は、"ダッシュボードとユーザ・ポータルの使用法" を参照してください。
ダッシュボードについて
一般に、ダッシュボードには複数のウィジェットとコントロールがあります。以下に例を示します。
ダッシュボードの左の領域には 2 つのワークリストが表示されます。これらのワークリストは構成可能な領域で、これらの領域を使用してコントロール (上部のワークリストに示されている [フィルタ] など) やその他の有用な項目 (下部のワークリストに示されている [最近の項目] リストなど) を表示できます。 (ワークリストの使用法の詳細は、"ダッシュボードとユーザ・ポータルの使用法" を参照してください。ワークリストの構成の詳細は、"InterSystems Business Intelligence の実装" を参照してください。)
このダッシュボードの例には、2 つのウィジェット (どちらもピボット・テーブル・ウィジェット) も含まれています。ピボット・テーブル・ウィジェットでは、あらゆる種類のデータ・ソースを表示できます。
ダッシュボードには、メータやスコアカードなど、他の種類のウィジェットを含めることができます。スコアカードには、複数のデータ行がテーブル形式で表示され、値に依存するランプや矢印などの機能も含まれます。以下はその例です。
メータには、以下のようにグラフィカル・オブジェクトに 1 つ以上の値が表示されます。
ダッシュボード定義の場所
ダッシュボードを作成する際には、その定義がスタジオの [ワークスペース] ウィンドウの [その他] フォルダ内に表示されます。このフォルダには、.dashboard.DFI という拡張子が付いた項目名でダッシュボード定義が表示されています。例えば、以下のように表示されます。
このフォルダには、ピボット・テーブル定義やその他の Business Intelligence フォルダ項目もリストされます。
これらの定義はクラス定義ではありませんが、配置を容易にするために、コピーして特殊なコンテナ・クラスに貼り付けることができます。詳細は、"クラスへの Business Intelligence 要素のパッケージ化" を参照してください。