部分文字列、部分文字、リスト項目の設定
これまで、文字列の一部を検索するために、関数 $Extract、$Piece と $List を使用しました。Set でこれら 3 つの関数を使用すると、文字列に部分文字列を割り当てることができます。以下は変数がまだ存在していない場合に、関数を使用する例です。
Set $Extract は、空文字列に部分文字列を設定する場合に、文字列の左を空白で埋めます。新、旧文字列の長さが同じかどうかにかかわらず、指定の文字を抜き出し、そこに提供された部分文字列を置きます。
ターミナル
USER>set $extract(empty, 4) = "abcde"
USER>write empty
abcde
USER>set $extract(empty, 4, 5) = "12345"
USER>write empty
12345cde
USER>
Set $Piece は十分な区切り文字を追加し、空文字列に適切な部分文字列を割り当てます。異なる区切り文字を使用すると、部分文字列の一部も抽出できます。部分文字列の一部を検索するには、$Piece 関数を入れ子にします。
ターミナル
USER>set $piece(empty, "^", 3) = "abcde" write empty
^^abcde
USER>write $length(empty, "^")
3
USER>set $piece(empty, "^", 2) = "9/9/1999" write empty
^9/9/1999^abcde
USER>write $piece($piece(empty, "^", 2), "/", 3)
1999
USER>
Set $List はリストの項目を追加する構文で、空のリストに項目となる部分文字列をセットします。1 つのリスト項目でも、1 つのリストになります。部分文字列を検索するには、$List 関数を入れ子にします。
ターミナル
USER>set $list(empty, 3) = "abcde"
USER>write $listlength(empty)
3
USER>set $list(empty, 2) = $listbuild(9, 9, 1999)
USER>write $list($list(empty, 2), 3)
1999
USER>