Web サービスの URL の概要
このトピックは、InterSystems IRIS® データ・プラットフォーム Web サービスに関連する URL をまとめたものです。
Web サービスの URL
InterSystems IRIS Web サービスに関連する URL は次のとおりです。
https://<baseURL>/csp/namespace/web_serv.cls
以下はその説明です。
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<baseURL> は、インスタンスのベース URL です。
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/csp/namespace は、Web サービスが存在する Web アプリケーションの名前です。
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web_serv は、Web サービスのクラス名です。
以下はその例です。
https://devsys/csp/mysamples/MyApp.StockService.cls
https://<baseURL>/csp/app/web_serv.cls&WSDL
以下はその例です。
https://devsys/csp/mysamples/MyApp.StockService.cls?WSDL
これらの URL はいずれも、/csp/namespace Web アプリケーションの一部であることに注意してください。
パスワードで保護された WSDL URL の使用法
既存の InterSystems IRIS Web サービスの WSDL URL を使用して、InterSystems IRIS またはサードパーティのツールで Web クライアントを作成できます。ただし、Web サービスの親 Web アプリケーションがパスワード認証を要求する場合、WSDL にアクセスするための WSDL URL で有効なユーザ名とパスワードを指定する必要があります。それには、URL に &IRISUsername=username&IRISPassword=password を追加します。次に例を示します。
https://devsys/csp/mysamples/MyApp.StockService.cls?WSDL&IRISUsername=
_SYSTEM&IRISPassword=SYS
さらに、サードパーティのツールを使用して Web クライアントを作成する際、ツールがログイン後に URL リダイレクトを使用する場合は、&IRISNoRedirect=1 を追加する必要があります。例えば、ログイン後に、.NET が URL リダイレクトを実行するとします。この場合、.NET Web クライアントの WSDL URL 形式は次のようになります。
https://devsys/csp/mysamples/MyApp.StockService.cls?WSDL&IRISUsername=
_SYSTEM&IRISPassword=SYS&IRISNoRedirect=1
数回試行しても、パスワードで保護された WSDL URL から Web クライアントを生成できない場合は、以下の代替案を検討します。
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有効なユーザ名とパスワードを指定してブラウザから WSDL を取得し、WSDL をファイルとして保存して、そのファイルを使用して Web クライアントを生成します。
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Web サービスが WSDL への継続的なアクセスを提供する必要がある場合は、パスワードで保護されていない Web アプリケーションを作成して WSDL にアクセスできるようにします。
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CSP/ZEN を使用して WSDL を提供する従来のアプリケーションが存在し、その [ログイン CSRF 攻撃を防ぐ] 設定が有効になっている場合、安全と判断できるのであれば、一時的にこの設定を無効にします。詳細は、このタイプの従来のアプリケーションの設定に関するコンテンツOpens in a new tabを参照してください。