リスト・フィールドの定義
ここでは、個別のリスト・フィールドを Business Intelligence キューブに追加する方法を説明します。個別のリスト・フィールドを使用すると、アナライザでカスタム・リストを作成できます。
"リストの定義" も参照してください。
"このドキュメントに示したサンプルのアクセス方法" も参照してください。
ユーザ定義のカスタム・リストについて
個別のリスト・フィールドの目的は、ユーザがアナライザでカスタム・リストを定義できるようにすることです。このプロセスは、"カスタム・リストの作成" で説明されていますが、以下に大まかな手順を示します。
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最初に、既定のリストを表示します。
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アナライザの左側の領域で [詳細リスト] を選択します。
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[カスタム・リスト] フォルダを展開します。以下はその例です。
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ユーザは、この領域から [カスタム・リスト・フィールド] ボックスにリスト・フィールドをドラッグできます。これにより、リスト・クエリが実行され、その結果が表示されます。
リスト・フィールドの作成
リスト・フィールドを作成する手順は以下のとおりです。
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[要素を追加] をクリックします。
ダイアログ・ボックスが表示されます。
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[新規項目名の入力] に、リスト名を入力します。
"モデル要素の名前" を参照してください。
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[ListingField] をクリックします。
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[OK] をクリックします。
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モデル・ビューワの [リスト・フィールド] セクションでリスト名を選択します。
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必要に応じて、以下の詳細も指定します。
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[表示名] — このリスト・フィールドのローカライズ可能な名前。この名前を指定しない場合、代わりに論理名が表示されます。
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[説明] — このリスト・フィールドの説明。
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[フィールド式] — ソース・テーブルのフィールドまたは (矢印構文などを使用して) 関連テーブルのフィールドを参照する SQL 式。次の例では (Hole Foods Sales キューブから抜粋)、矢印構文を使用しています。
(Product->Category)
エイリアスを指定しない場合、ここに示すように、式を括弧で囲む必要があります。
エイリアスを指定する場合、括弧は不要です。以下はその例です。
Product->Category Category
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[リソース] — このリスト・フィールドを保護するリソースを指定します。
この使用法については、"セキュリティの設定" を参照してください。
[フィールド式] には、SQL 関数を使用できます (%EXTERNAL などの InterSystems SQL 関数を含む)。ユーザがアナライザでカスタム・リストを作成すると、システムは選択したリスト・フィールドの [フィールド式] のコンマ区切りリストを含む SQL SELECT 文を作成します。
[フィールド式] では、SQL エイリアスを指定できます。ただし、これを行うと、[表示名] は無視され、フィールド名をローカライズできません。
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ドラッグ・アンド・ドロップ操作を使用してリスト・フィールドを作成することもできます。そのためには、左側の領域から [リスト・フィールド] 見出しにフィールドをドラッグ・アンド・ドロップします。次に、この新しいリスト・フィールドを選択して、右側の領域で必要に応じて編集します。
異なるソース・フィールドを [フィールド式] にドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。この操作を行うと、その値が新しいフィールドに置換されます。