作業キュー・マネージャの概要
作業キュー・マネージャは、プログラムによって作業を複数の同時プロセスに分散することによってパフォーマンスを向上させることができる、InterSystems IRIS® データ・プラットフォームの機能です。作業キュー・マネージャは、プロセス管理のオフロードを可能にする、効率的で簡単な API を提供します。
インターシステムズのコードでは、内部的に複数の場所で作業キュー・マネージャが使用されます。要件を満たすコードがあれば、作業キュー・マネージャを使用して並行処理を実行できます。
大規模なワークロードの処理に必要な時間を削減できると共に、作業キュー・マネージャでは、システムの CPU リソースをどのように使用するかを高いレベルで制御できます。例えば、作業のカテゴリを作成して、そのカテゴリに割り当てられるワーカ・ジョブの数を定義できます。さらに、作業キュー・マネージャはワークロードのメトリックも備えており、システムの負荷をリアルタイムで監視できます。
以降のページでは、この機能の使用法を詳しく説明します。クラス・リファレンスの "%SYSTEM.WorkMgrOpens in a new tab"、"%SYSTEM.ShardWorkMgrOpens in a new tab"、および "%SYSTEM.AbstractWorkMgrOpens in a new tab" も参照してください。