現在のデバイスへの出力の制御
ここでは、現在のデバイスに書き込まれた出力を作業キュー・マネージャが処理する方法について説明します。既定では、作業項目が現在のデバイスに対して出力 (WRITE 文) を生成する場合、作業キューは、WaitForComplete() または Wait() の終了まで、出力をバッファに保存します。それよりも早く出力を生成したい場合は、例えば以下のように、作業項目で %SYSTEM.Context.WorkMgr の Flush() クラス・メソッドを呼び出します。
set sc = $system.Context.WorkMgr().Flush()
作業項目がこのメソッドを呼び出すと、親作業キューは、その作業項目に対して保存されている出力をすべて書き込みます。
また、-d フラグを使用して現在のデバイスへの出力をすべて抑制できます。この場合、出力がないため、Flush() メソッドは何も行いません。