システム・エラー・メッセージ
一般的なシステム・エラー・メッセージ
以下の表は、InterSystems IRIS® システム・エラー・メッセージの一覧です。システム・プロセスがエラーにより終了すると、オペレータ・コンソール機能からエラー・メッセージを発行します。
システム・エラー・メッセージ
エラー・コード | 説明 |
---|---|
<ALARM> | ユーザ・イベント用の内部タイマがタイムアウトになりました。 |
<ARRAY DIMENSION> | 変数または引数の予測されるディメンジョンが正しくありません。 |
<BAD IMPLICIT> | 無効な暗黙のデータ変換が要求されています。 |
<BLOCKNUMBER> | データベース・ファイルの範囲外のブロックを参照しました |
<_CALLBACK SYNTAX> | (エラー・コード名のアンダースコアに注意してください。)アンダースコア文字で始まり文字が続く名前が指定されています。 |
<CANNOT GET THIS PROPERTY> | クラスのプロパティを取得しようとしましたが、このプロパティの取得は正しくありません |
<CANNOT SET THIS PROPERTY> | クラスのプロパティを設定しようとしましたが、このプロパティの設定は正しくありません |
<CLASS COMPILING> | ローカルシステムで現在リコンパイルされているクラスのインスタンスを生成、またはクラスのクラスメソッドを呼び出そうとしました |
<CLASS DESCRIPTOR> | クラス記述子であるルーチンを実行しようとしました |
<CLASS DOES NOT EXIST> | 存在しないクラスを参照しました詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<CLASS EDITED> | オブジェクトの生成後、クラスがリモートシステムから再コンパイルされるローカルシステム上のオブジェクトを使用しようとしました |
<CLASS PROPERTY> | InterSystems IRIS では、クラス・プロパティはサポートされません。クラス・プロパティ構文ではコンパイル・エラーが生成されます。propertyGet() インスタンス・メソッドをクラス・メソッドとして呼び出すことによってクラス・プロパティ参照を発行しようとすると、このエラーで失敗します。計算プロパティの代わりに、適切なクラス・メソッドとして書き換えます。 |
<CLASS RECOMPILED> | オブジェクトの生成後、クラスがローカルで再コンパイルされるローカルシステム上のオブジェクトを使用しようとしました |
<CLASS TOO BIG TO LOAD> | クラス記述子が大きすぎてルーチン・バッファに収まらないため、クラスを使用できません |
<CLASS TOO BIG TO SAVE> | クラス記述子が大きすぎてルーチン・バッファに収まらないため、クラスを生成できません |
<CLIENT-SERVER MISMATCH> | ネットワーク要求は、クライアントとサーバ間で互換性がないため処理できません |
<CLUSTERFAIL> | グローバル・バッファ・ロック処理中に、クラスタ・メンバが失敗しました |
<COLLATECHANGE> | 添え字付きローカル変数が定義されているときに、照合アルゴリズムを変更しようとしました。 |
<COLLATEMISMATCH> | 不正な照合タイプ構成のため、サブスクリプト・レベル・マッピングに失敗しました |
<COLLATION NOT SUPPORTED> | 現在のシステムでサポートされていない照合タイプのグローバルを参照しました |
<COMMAND> | ルーチンに引数のない GoTo など、コンテキストに不適切なコマンドを使用しました詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<COMMITFAIL> | TCommit 処理中に InterSystems IRIS が受け取ったエラーを、COMMIT 中に受け取ります。このエラーは、いくつのリモート・マシンが実際にコミットを処理したのか InterSystems IRIS が認識できていないことを意味します。 |
<COMPLEX PATTERN> | パターンと入力文字列の組み合わせによる、可能性のある一致が多すぎて管理できません。 |
<CONFLICTING BLOCK NUMBERS> | 既に予約済みのブロックを予約しようとしました |
<CORRUPT OBJECT> | 内部オブジェクトのシステム・エラーが発生しました。このエラーが発生した場合、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<CORRUPT VOLUME SET> | ボリューム・セットが壊れています。通常、これはボリューム・セットのラベルが不正であることを意味します。修正するには LABEL ユーティリティを使用してください。 |
<CP NOT STARTED> | システムの適切な処理に必要な主要プロセスの 1 つを開始できませんでした。 これは、非常に深刻なシステム・エラーになる可能性があるため、システム管理者に知らせてください。 |
<DATABASE MAP LABEL> | データベース・マップ・ブロックに無効なラベルがあります |
<DATABASE> | InterSystems IRIS がデータベースの劣化を検出しました (これは、非常に深刻なシステム・エラーになる可能性があるため、システム管理者に知らせてください) |
<DIRECTORY> | ターゲット・システムや InterSystems IRIS データベースにそのようなディレクトリはありません。InterSystems IRIS データベースがマウントされていないか、データベースが別の構成でロックされています。詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<DISCONNECT> | 長期の要求処理中に TCP の切断が検出されました |
<DISKHARD> | InterSystems IRIS で、修正不可能なディスク・ハードウェア・エラーが生じました (この場合、データベース障害の可能性があるので、システム管理者に知らせてください) |
<DIVIDE> | 0 で除算しようとしました |
<DOMAINSPACERETRY> | ドメイン・スペース・マスタに繰り返し接続しようとしましたが、失敗しました |
<DSCON> | 接続されていないターミナルから読み取ろうとしました |
<DSKFUL> | ファイルが最大サイズに達したため、ディスク・ファイルへのデータ書き込みに失敗しました。データの一部は書き込まれましたが、すべてのデータは書き込まれていません。 |
<DUPLICATEARG> | 既に定義された $SORTBEGIN グローバルの祖先または子孫と共に $SORTBEGIN を使用しようとしました |
<DYNAMIC LIBRARY LOAD> | コールアウト経由のダイナミック・ライブラリをロード試行中にエラーが発生しました。追加情報は "messages.log" を参照してください。 |
<ECODETRAP> | $ECODE システム変数に非 NULL の文字列値を設定したことにより、ユーザ生成のソフトウェア・トラップが生成されました |
<EDITED> | ルーチンの不適切な変更によって不一致が発生しました。例えば、名前が同じでタイムスタンプが異なるルーチンの 2 つのコピーがある、クラス・ルーチンがクラス記述子と一致しない、などです。例えば、ルーチンをコンパイルしてから、そのルーチンで ZLOAD および ZSAVE を使用すると、タイムスタンプの不一致になります。また、データ・サーバとの接続にネットワーク障害 (アプリケーション・サーバかデータ・サーバのシャットダウン) が発生した場合も、データ・サーバからダウンロードされたルーチンは編集済みであるかのようにマークされます。 |
<ENDOFFILE> | シーケンス・ファイルの EOF マーカを超えて読み取ろうとしました |
<ERRTRAP> | 残りのシステム・リソースが不足しているため、エラー・トラップ・プロシージャを実行できません。 |
<EXTERNAL INTERRUPT> | 別のプロセスがこのプロセスに割り込もうとしました。 |
<FILEFULL> | InterSystems IRIS がグローバル・データやルーチン・ストレージ以上のディスク・ブロックを割り当てようとしました。しかし、InterSystems IRIS データベースはいっぱいで拡張できないため、その割り当ては失敗しました。 |
<FRAMESTACK> | Do、For、Xecute、New、ユーザ定義関数など、ルーチンに入れ子になった呼び出しが多すぎます詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<FUNCTION> | 指定された関数が存在しないか、使用が不適切です |
<GARBAGE COLLECTOR FAILED> | データベース領域を再要求するプロセスの 1 つが失敗しました。 これは、非常に深刻なシステム・エラーになる可能性があるため、システム管理者に知らせてください。 |
<HALTED> | 内部的なエラー・メッセージです |
<ILLEGAL VALUE> | $X や $Y など、許可されていない場所で負数を使用しようとしました |
<INSUFFICIENT CLASS MEMORY> | InterSystems IRIS の共有メモリを使い果たしたので、クラスを使用できません |
<INTERNAL OBJECT ERROR> | 内部オブジェクトのシステム・エラーです。このエラーが発生した場合、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<INTERRUPT> | ユーザがルーチンを中断しました。(多くの場合、ユーザが CTRL-C キーを押しています。) |
<INVALID ARGUMENT> | コールアウト関数の zfentry 指定に無効な引数プロトタイプがあります |
<INVALID BIT STRING> | ビット文字列処理で使用するビット文字列が正しくありません |
<INVALID CLASS> | 壊れたクラスを使用しようとしました。クラスをリコンパイルし、再度実行してください。 |
<INVALID FILE VARIABLE> | ファイル変数が必要でしたが、指定されませんでした。 |
<INVALID GLOBAL REFERENCE> | グローバル参照が長さ検証に合格しませんでした。 |
<INVALID OREF> | 現在メモリには、指定された OREF を持つオブジェクトが存在しません |
<INVALID SELECT LIST> | SELECT リストが必要でしたが、指定されませんでした。 |
<INVALID TYPE> | OREF が許可されていないところで使用されています |
<Java Exception> | Java 実行時環境で呼び出し中、例外が発生しました |
<Java VM not loaded> | 使用可能な Java 仮想マシンがありません |
<LABELREDEF> | ルーチンに重複ラベルがあります。ラベルはルーチン内で一意の必要があります。 |
<LANGUAGE MISMATCH> | 既存ルーチンにコードをコンパイル、挿入する際、現在の言語モードはそのルーチンの言語と異なります |
<LICENSE ALLOCATION EXCEEDED> | $SYSTEM.License.SetUserLimit(InstanceUserLimit) API を使用してこのインスタンスに適用された操作上のユーザ制限を超えようとしました |
<LICENSE LIMIT EXCEEDED> | 現在の IRIS インスタンス上で、またはライセンスを共有している一連のインスタンスにまたがる合計で、アクティブな InterSystems IRIS ライセンスによって許可されたユーザ数を超えようとしました。 |
<LICENSE SERVER UNAVAILABLE> | 現在ライセンス・サーバに到達できません。ネットワークを確認してください。 |
<LIST> | 不適切な形式のリストが使用されています |
<LOCKLOST> | このジョブで一度ロックされたもののうち、いくつかがリセットされました |
<LOGIN INHIBITED> | システムを初期化中です。 ユーザは作業できません。 |
<MAGTAPE> | 磁気テープ処理でエラーに遭遇しました。$ZA を確認してください。 |
<MAXARRAY> | このレベルに添え字が多すぎます |
<MAXINCREMENT> | 変数を $INCREMENT しようとしましたが、値は変更されませんでした |
<MAX LOCKS> | 最大ロック・カウント (32766) を超えました。 |
<MAXNUMBER> | 演算処理により、実装が許可する範囲以上の数が生成されました |
<MAX ROUTINES> | 新しいルーチンの呼び出しに割り当てられるスロットがありません |
<MAXSCOPE> | 31 レベル以上の New コマンドを発行しようとしました |
<MAXSTRING> | 文字列長の制限より長い文字列を指定または作成しようとしました。文字列を連結しようと試みた結果、その文字列がこの最大文字列サイズを超えた場合、<MAXSTRING> エラーになります。 |
<METHOD DOES NOT EXIST> | メソッドが指定されたクラスまたは指定されたオブジェクトに存在しません詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<METHOD NOT SUPPORTED> | メソッドは存在しますが、このコンテキストではサポートされません。例えば、参照されるオブジェクトがダイナミック・オブジェクトまたは動的配列ではない %ToJSON() への入れ子にした呼び出しです。 |
<MNEMONICSPACE> | 関連するニーモニック・スペースを持たないデバイスに対し、コントロール・ニーモニックを使用しようとしました |
<NAKED> | ネイキッド状態が未定義のときに、ネイキッド・グローバル・リファレンスを使用しようとしました |
<NAME> | 名前に無効な構文があります |
<NAMEADD> | Open コマンドが原因でデバイスの名前テーブルがオーバーフローしました |
<NAMESPACE> | 指定されたネームスペースが未定義またはアクティブではありません |
<NESTED TOO DEEP> | このエラーは、入れ子レベルが深すぎる %DynamicArray および %DynamicObject のブロックを処理するときに送信されます。 |
<NETFORMAT> | ネットワーク・メッセージにエラーがあります。リモート・システムが要求の形式に誤りを発見しました。この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<NETGLOREF> | ネットワーク・メッセージにエラーがあります。リモート・システムが要求の形式に誤りを発見しました。この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<NETJOBMAX> | 他の高速ネットワーク・プロセスを追加できません。これは通常、グローバル・バッファ数の不足が原因です。 |
<NETLOCK> | 31 より大きいリモート・システム・インデックスを持つリモート・コンピュータに、ObjectScript Lock コマンドを実行しようとしました。これを修正するには、32 より少ないリモート・コンピュータを含むようにネットワーク構成を再定義してください。 |
<NETRETRY> | 処理は、即座に再試行できるようにネットワーク・レベルで失敗しました |
<NETSRVFAIL> | トランザクション COMMIT あるいは Set、Kill、ZKill コマンド実行中、関連するサーバの 1 つが、トランザクションがオープンしている間に再起動したことをクライアント・システムが検出しました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - BLOCKNUMBER> | リモート・システムでデータベース範囲外のブロックを参照しようとしたため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。システム管理者に知らせてください。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - CLIENT-SERVER MISMATCH> | クライアントとサーバ間の非互換性によりネットワーク要求が処理されなかったため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - CLUSTERFAILED> | クラスタ・メンバがグローバル・バッファ・ロックの処理中に失敗したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - DATABASE> | サーバ上の InterSystems IRIS がデータベース劣化を検出したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 これは、非常に深刻なシステム・エラーになる可能性があるため、システム管理者に知らせてください。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - DIRECTORY> | 参照ディレクトリがリモート・システム上に存在しないため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - DISKHARD> | サーバ上の InterSystems IRIS が修正不可能なディスク・ハードウェア・エラーを検出したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。これは、データベース障害の結果生じた可能性があるため、システム管理者に知らせてください。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - FILEFULL> | サーバ上の InterSystems IRIS が <FILEFULL> エラーを検出したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - MAXSTRING> | サーバ上の InterSystems IRIS 実装で許可された長さより長い文字列 (32,767 文字) を指定または作成しようとしたため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - NETFORMAT> | リモート・システムから要求された書式に障害を見つけたため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - NETGLOREF> | リモート・システムから要求された書式に障害を見つけたため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - NETVERSION> | クライアントとサーバのシステムで動作する ECP バージョンが異なり、お互いのメッセージ形式を受け取ることができないため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - PROTECT> | <PROTECT> エラーが発生したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - STRINGSTACK> | <STRINGSTACK> エラーが発生したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - STRMISMATCH> | ネットワーク経由で大量の文字列を処理する際に内部エラーが発生したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - SUBSCRIPT> | <SUBSCRIPT> エラーが発生したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - SYSTEM> | サーバで <SYSTEM> エラーが発生したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。オペレーティング・システムまたは ECP で許可されていない動作を実行しようとしました。 あるいは、InterSystems IRIS に何らかのエラーが発生しています。この場合、できる限り多くの情報を最寄りのサポート窓口に報告してください。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED - WIDECHAR> | <WIDECHAR> エラーが発生したため、非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 |
<NETWORK DATA UPDATE FAILED> | 非同期ネットワーク・エラーが発生し、ネットワーク経由で送信された更新情報が失われました。 原因が分かりません。 この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<NETWORK UNLICENSED> | アプリケーションでリモート・ディレクトリにアクセスしようとしましたが、InterSystems IRIS ネットワーキングのライセンスがありません。 |
<NETWORK> | 通常、次のいずれかが発生しています: ネットワークがタイムアウトになった、ローカル・ポートが切断された、アクセス・ノードがダウンした、リモート・サーバ接続が無効になった |
<NLS TABLE> | 変換テーブルに不適切なデータを使用して、NLS 変換を実行しようとしました |
<NO CURRENT OBJECT> | 現在オブジェクトがありません |
<NO MAILBOX> | 内部プロセス通信に必要なリソースが使用できません |
<NO SOURCE> | ソース行が、ルーチン・ソース・グローバルのルーチンに見つかりません |
<NODEV> | ジョブ間通信で、書き込み専用デバイスに読み取りを、あるいは読み取り専用デバイスに書き込みを実行しようとしました |
<NOJOB> | View コマンドで不正なプロセス番号を指定しようとしました。あるいは、Job コマンドでエラーが発生しました。 |
<NOLINE> | 存在しないルーチン行を参照しようとしました |
<NORESTART> | アプリケーションまたは関数を開始できません。 |
<NOROUTINE> | 存在しないルーチンを参照しようとしました詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<NOSYS> | 拡張参照または暗黙の参照を、現在のネットワーク構成では接続できないリモート・システムに実行しようとしました。リモート・システムがテーブルにありません。 |
<NOT PRIMARY VOLUME> | ボリューム・シーケンスが 1 ではありません。ボリューム・ラベルがボリュームの関数と一致しません。 |
<NOTOPEN> | デバイスをオープンできないか、オープンしていないデバイスを使用しようとしました |
<NULL VALUE> | NULL を使用できない場所に NULL 文字列があります |
<OBJECT DISPATCH> | 多次元オブジェクト・プロパティのみを取ることができる関数に非多次元オブジェクト・プロパティが指定されました。詳細は、"$DATA" および "$GET" を参照してください。 |
<OUT OF $ZF HEAP SPACE> | $ZF ヒープに、入出力パラメータをサポートするのに必要な領域が不足しています。このパラメータは、InterSystems IRIS と $ZF 関数から実行される外部プログラム間で渡されます。 |
<PARAMETER> | ユーザ記述関数参照または Do コマンドによってラベル行に渡されるパラメータ数が、ラベル行で宣言された仮パラメータ数を超えています |
<PRIVATE METHOD> | プライベート・メソッドを呼び出そうとしましたが、使用できないメソッドです |
<PRIVATE PROPERTY> | プライベート・プロパティにアクセスしようとしましたが、使用できないプロパティです |
<PROPERTY DOES NOT EXIST> | プロパティは、指定されたオブジェクトのクラスではありません詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<PROTECT> | 承認のないままグローバル (Read、Write、Kill) を使用しようとしました。または、$View など、メモリを変更したり SYS.DatabaseOpens in a new tab プロパティを変更するView コマンドを使用しようとしました。または、拡張グローバル構文を使用して、存在しないディレクトリを使用しようとしたり、その他の保護違反が起こりました。詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<RANGE> | ビット位置またはリスト位置が許可範囲を超えています |
<READ> | レコードの読み取りができません |
<RECOMPILE> | ルーチンが、異なる InterSystems IRIS バージョンまたはインターシステムズの従来の製品でコンパイルされました。オブジェクト・コードを転送する %RIMF を使用して、このシステムにロードできません。ソース・コードとして転送し (%RO と %RI を使用)、リコンパイルします。 |
<REGULAR EXPRESSION> | 正規表現の構文にエラー (無効または不明確な正規表現文字列や、未実装の機能を指定した正規表現) があります |
<REMOTE CLASS EDITED> | オブジェクトの生成後、クラスがリモート・システムからリコンパイルされたリモート・システム上のオブジェクトを使用しようとしました |
<REMOTE CLASS RECOMPILED> | オブジェクトの生成後、クラスがローカル・システムからリコンパイルされリモート・システム上のオブジェクトを使用しようとしました |
<REMOTE EXECUTE INVALID READ> | $System.IS.Execute() から呼び出されたメソッドまたはルーチンが、現在のデバイスからの読み取りを試行しました。このタイプの I/O はクライアントとの通信チャンネルが中断する原因となることから、使用が禁止されています。 |
<REMOTE EXECUTE INVALID WRITE > | $System.IS.Execute() から呼び出されたメソッドまたはルーチンが、現在のデバイスへの書き込みを試行しました。このタイプの I/O はクライアントとの通信チャンネルが中断する原因となることから、使用が禁止されています。 |
<RESJOB> | プロセスが意図的に終了されました。 |
<ROLLFAIL> | InterSystems IRIS は TRollBack の処理中にエラーを受け取りました。このエラーは、いくつのリモート・マシンが実際にロールバックを処理したのか InterSystems IRIS が認識できていないことを意味します。 |
<ROUTINELOAD> | ルーチンのロード中にエラーが発生しました。これは、ルーチンの OBJ コード (オブジェクト・コード) が破損しており、データベースが劣化するおそれがあることを示している可能性があります。システム管理者にお問い合わせください。このエラーは、利用可能なルーチン・バッファがなく (他のプロセスによって保持されている)、タイムアウト期間 (約 100 秒) が経過したことを示している可能性もあります。 |
<SELECT> | $Select 関数に True の条件がありません |
<SHARED MEM HEAP> | 共有メモリの要求は満たされません。このエラーを回避するには、システムでより大きなヒープ領域を割り当てます。 |
<SLMSPAN> | 添え字レベルのマッピング境界を越えて、グローバルを削除しようとしました |
<STACK> | 引数スタックに空きがないか、不正なタイプを含んでいます |
<STORE> | プロセスのメモリが不足しています。プロセスが大量のメモリを使用すると予想される場合は、プロセスに使用可能なメモリを 2 倍または 4 倍にしてみます。エラーが解決する場合、そのプロセスにはより多くのメモリが必要です。エラーが解決しない場合、これほど多くのメモリを使用している理由を把握する必要があります。詳細は、$STORAGE 特殊変数を参照してください。 |
<STRINGSTACK> | 式が長すぎます。1 つのコマンドの引数に式が多すぎるか、式に多くの長い文字列が含まれます。式を簡単にしてください。 |
<STRMISMATCH> | ネットワークを超えて長い文字を処理している内部的なエラーがあります |
<SUBSCRIPT> | 添え字が不正な値を持つか、グローバル参照が長すぎます。詳細は、"$ZERROR" を参照してください。グローバル参照の最大長の詳細は、“添え字の最大長の決定” を参照してください。 |
<SWIZZLE FAIL> | oref を開いて、参照できない別の関連オブジェクトをスウィズルしようとしました。関連オブジェクトをディスクから削除したか、関連オブジェクトのロックを別のプロセスが保持していることが原因の可能性があります。 |
<SYNTAX> | 構文エラーです (スペルミスやキーワードのミスなど言語構造の形式エラーです) |
<SYSTEM> | オペレーティング・システムで許可されていない動作を実行しようとしたか、InterSystems IRIS に何らかのエラーが発生しています。この場合、できる限り多くの情報をサポート窓口に報告してください。 |
<TCPWRITE> | TCP 書き込み処理でタイムアウトが発生しました。 |
<TERMINATOR> | ターミナルやデバイス上でターミネータなしでイメージ・モードを読み取ろうとしました。読み取れる固定長ではありません。 |
<THROW> | THROW が発行されましたが、コール・スタックで CATCH 式が見つかりませんでした。詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<TOO MANY CLASSES> | あまりに多くのアクティブ・クラスにアクセスしようとしました |
<TOO MANY LONG STRINGS> | 文字列スタックに長い中間文字列が多すぎます。 |
<TOO MANY OREFS> | あまりに多くのオブジェクトを同時にオープンして生成しようとしました |
<TOO MANY USERS OF CLASS> | あまりに多くのプロセスが、特定のクラスを同時に使用しようとしています (65561 以上) |
<TOO MANY USERS> | あまりに多くのユーザが、システムを同時に使用しようとしています |
<TOOMANYFILES> | 基本となるオペレーティング・システムがファイル記述子の範囲外で実行されたため、InterSystems IRIS はファイルをオープンできません |
<TRANSACTION LEVEL> | アプリケーションでの、未実行トランザクションの入れ子が多すぎます。 |
<TRANSLATE> | InterSystems IRIS は、変換値のない入力値を読み取りました。したがって、InterSystems IRIS NLS ユーティリティの [変換] タブで定義したデフォルトの動作を実行します。 |
<TRANSLOST> | このジョブで開始された分散型トランザクションが、サーバによって非同期的にロール・バックされました |
<UNDEFINED> | 未定義変数への参照があります詳細は、"$ZERROR" を参照してください。 |
<UNIMPLEMENTED> | 未実装の関数あるいは適合コマンドや関数に未実装の引数を使用しようとしました |
<UNIMPLEMENTED DOUBLE> | このコンテキストでは、浮動小数の使用がサポートされていません。 |
<UNKNOWN ERROR> | 予期しないエラーが発生しました。 この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<UNLICENSED> | 使用可能なライセンス・キーでは、入力ライセンスでの暗号化データベースの作成など、要求された操作を許可しません。 |
<VALUE OUT OF RANGE> | 値が最大範囲あるいは最小範囲外にあります |
<VOLUME IS NOT FORMATTED> | ボリュームが必要な形式ではありません |
<VOLUME SET ALREADY CREATED> | 既にフォーマットされている InterSystems IRIS データベースをフォーマットしようとしました |
<WIDE CHAR> | InterSystems IRIS は、1 バイト文字が必要な場所でマルチバイト文字を読み取りました |
<WRITE DEMON FAILED> | ライト・デーモンを継続できません。 この深刻なエラーを解決するには、インターシステムズのサポート窓口までお問い合わせください。 |
<WRITE> | レコードの書き込みができません |
<WRONG NAMESPACE> | 暗黙のプライベート・ネームスペースからクラスをロードしようとしています。 |
<ZDDIF> | 無効な日付を指定して DATEDIFF 演算をしようとしました。 |
<ZTRAP> | 引数のない ZTrap コマンドを発行しようとしました |
ISO 11756-1999 標準エラー
ObjectScript は ISO 11756-1999 標準エラーをサポートしています。これらのエラーは、$ECODE 特殊変数に返されます。
ISO 11756-1999 標準エラー・メッセージ
メッセージ・テキスト | 意味 |
---|---|
M1 | ネイキッド・インジケータが未定義です |
M2 | 無効な $FNUMBER コード文字列の組み合わせです。 |
M3 | 1 未満の $RANDOM 引数です。 |
M4 | $SELECT に True の条件がありません。 |
M5 | 0 以下の行参照です |
M6 | 未定義のローカル変数です |
M7 | 未定義のグローバル変数です |
M8 | 未定義の特殊変数です |
M9 | 0 による除算です |
M10 | 無効なパターン・マッチの範囲です |
M11 | パラメータが渡されていません |
M12 | 無効な行参照です (負のオフセット) |
M13 | 無効な行参照です (行が見つかりません) |
M14 | 行レベルが 1 ではありません(DO コマンド) |
M15 | 未定義のインデックス変数です (FOR コマンド) |
M16 | 許可されていない引数で QUIT しました。 |
M17 | 引数付きの QUIT が必要です。 |
M18 | 固定長 READ が 0 以上ではありません。 |
M19 | ツリーやサブツリーをそれ自身にマージできません |
M20 | 行は仮パラメータ・リストを持つ必要があります。 |
M21 | 仮パラメータ・リスト名が重複しています。 |
M22 | データがグローバルに存在するときに、^$GLOBAL 構造化システム変数名 (SSVN) を SET あるいは KILL しています。 |
M23 | 存在しないジョブ番号に、^$JOB 構造化システム変数名 (SSVN) を SET あるいは KILL しています。 |
M24 | 添え字付きローカル変数の定義中、照合アルゴリズムに変更しました |
M26 | 存在しない環境 (存在しないネームスペース) です |
M27 | 再開できないトランザクションをロールバックしようとしました |
M28 | 範囲外のパラメータを持つ数学関数です |
M29 | 実装で許可されていない構造化システム変数名 (SSVN) を SET あるいは KILL しています。 |
M30 | 同一の照合アルゴリズムで異なる照合順序を持つグローバル変数を参照しています |
M31 | デバイス・コントロール・ニーモニック式が、選択されたニーモニック・スペースのないデバイスに使用されました |
M32 | デバイス・コントロール・ニーモニックが、関連する行を持たないユーザ定義のニーモニック・スペースで使用されました |
M33 | 指定されたルーチンが存在する場合に、^$ROUTINE を SET あるいは KILL しています。 |
M35 | デバイスはニーモニック・スペースをサポートしません(OPEN または USE コマンド) |
M36 | 互換性のないニーモニック・スペースです(OPEN または USE コマンド) |
M37 | NULL 文字列で認識されるデバイスからの READ です。 |
M38 | 無効な構造化システム変数名 (SSVN) の添え字です |
M39 | 無効な $NAME 引数です。 |
M40 | JOB コマンドの実パラメータ・リストでの参照呼び出しです。 |
M41 | トランザクション内の無効な LOCK 引数です。 |
M42 | トランザクション内の無効な QUIT です。 |
M43 | 無効な範囲の値 ($X または $Y) です。(SET コマンド) |
M44 | トランザクション外の無効なコマンドです |
M45 | 無効な GOTO 参照です。 |
M57 | ラベルがルーチンに複数回定義されています |
M58 | 仮パラメータが少なすぎます |