Business Intelligence と災害復旧
ここでは、Business Intelligence を使用して非同期ミラー・メンバのコピー済みソース・データを書き込み保護する際の推奨手順を説明します。
構成
このセクションでは、必須の初期構成タスクについて説明します。
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すべてのソース・データ・データベースと新しくマップされた ^OBJ.DSTIME のデータベースを備えた災害復旧 (DR) 非同期として、非同期ミラーを設定します。 これにより、復旧時ではなく構成時にシステムの詳細な検証を実行して、ISCAgent などで問題をプッシュします。このモードでは、読み込み/書き込みデータベースは考慮されない点に注意してください。
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構成の完了後に、DR を読み取り専用非同期メンバに切り替えます。
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読み取り専用非同期では、特定のデータベースごとに ReadOnly フラグがあります。このフラグは、書き込みを許可するためにクリアできます。この操作は、^OBJ.DSTIME を格納しているデータベースに対して実行します。
ソース・データは書き込み保護され、キューブは適切に同期できるようになります。
災害復旧
このセクションでは、災害復旧時に実行する手順について説明します。
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ミラー構成から、^OBJ.DSTIME を格納しているデータベースを削除します。このデータベースは、引き続き使用できます。
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非同期メンバを DR メンバに切り替えます。
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このメンバをプライマリに昇格させます。
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キューブを同期します。
^OBJ.DSTIME バッファは、このバッファに現在依存している別のシステムでは期限切れとして扱う必要があります。これは、そのデータが別の非同期メンバと同期されなくなるためです。^OBJ.DSTIME を格納しているデータベースは、復旧手順の一環として、ミラー・セットに追加し直す必要があります。