システム・モニタ・ツールの概要
システム・モニタは、柔軟でユーザ拡張可能なユーティリティです。その用途としては、InterSystems IRIS® Data Platform インスタンスを監視して、さまざまなメトリックの 1 つまたは複数の値が潜在的な問題を示した場合に通知を生成することです。
システム・モニタについて
システム・モニタ・ツールには以下の監視ツールが含まれます。
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システム・モニタは、システムの状態およびリソースを監視し、固定パラメータに基づいて通知 (アラートおよび警告) を生成し、システム・ヘルス全体を追跡します。
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ヘルス・モニタは、主要なシステム・メトリックおよびユーザ定義メトリックをサンプリングし、それらをユーザ構成可能パラメータおよび規定の通常値と比較して、サンプルが該当しきい値を超えた場合に通知を生成します。
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アプリケーション・モニタは、重要なシステム・メトリックをサンプリングし、その値をローカル・ネームスペースに格納して、ユーザが作成したアラート定義を使用して評価します。アラートがトリガされると、電子メール通知を生成するか、指定されたクラス・メソッドを呼び出します。
既定では、これら 3 つのツールはすべて %SYS ネームスペースで動作します。これらのツールはヘルス・モニタを除き、他のネームスペースでネームスペース固有の構成および設定で実行できます。要件に合わせて独自のコンポーネントを定義および構成して、各ネームスペースのシステム・モニタの機能を拡張することができます。
関連項目
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Manage Email Options (システム・モニタによって生成されるものを含め、メッセージ・ログ内の通知からの電子メール・メッセージの生成に関する情報)
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ログ・ファイルの監視 (このツールによって生成されるログ・ファイルに関する情報を含む)